Archive for 12月, 2008
Farewell to 2008
本日、仕事納めでございます。
まだちょっと早いですが、たぶんこれが今年最後のエントリーになるでしょうか。
お休みは実家に帰省するので、もしかしたらなにか書くかもしれませんが…。
拙ブログを読んでくれたすべてのかた、どうもありがとうございました。
2009年はもっとこまめに書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
さあ、最後はやっぱりこの曲で締めましょう。
おなじみ、Factorで、「Another Tomorrow」!
Ciao Amigo, Everything is ok.
それでは、みなさまよいお年をお迎えください…。
メリークリスマスと言うのがはずかしい
メリー・クリスマス・・・個人的にはクリスマスはどうでもいいのですが、おとなのマナーとして一応書いておきます。ぼくはチャリ通勤なのですが、きのうの夜はいつもどおり渋谷のO-nest付近のホテル街を通って帰りました。やはり浮かれたひとたちがいっぱいいましたが、残念ながらなんとも思いませんでした。重傷ですね(笑)
ぼくはあしたが仕事納めなので、すっかりだらけムードでございます。
とはいえ、sosoの制作などやることがないわけではないので、ちょっと困ります。
きのうがオフィスの大掃除で、デスク周りを模様替えしてみました。
社内でも指折りの散らかり具合だったぼくのデスクがすっかりすっきり。
なんとなく、スコット・マシュー様を飾ってみました…。
こんなかんじ。
↓
こんなつぶらな瞳で見つめられては仕事なんてはかどりません!
しかもマシュー様がふたりも!
…じつは左側にもうひとりいます!
↓
というのはまあ、冗談ですが…(笑)
スコット・マシュー流に言うならば、
みなさまがハッピーで、そして少しだけメランコリックなクリスマス・タイムを過ごせますように…。
sad is beautiful ~Dakota Suiteニューアルバム
「sad is beautiful」、そんな言葉をliricoのマイスペに掲げていると、有名無名、いろんな(暗い)アーティストたちから同意のメッセージをもらったりもするから、それなりに共感を得やすい言葉なのかもしれないですね…。
ぼくが「sad is beautiful」を初めて実感したのは大学入学のために上京して来た2000年のことで、Dakota Suiteの『Signal Hill』だったと思います。中心人物のクリス・フーソンのサッド・ソングスを聴いて、ぼくは初めて本当の悲しみを知ったのでした。
2009年にはぼくは28歳になり、18歳に初めてDakota Suiteに出会ったので、ほぼ10年が経つことになるわけですが、その間、クリス・フーソンはたくさんアルバムを作りつづけてきたものの、その姿勢は一貫しています。しかし、当時よりもいまのほうがますます彼の音楽が心に響くのは、それだけぼくがいろいろな種類の悲しみを知ったからなのでしょうか。
なぜこんなことを突然書いているのかというと、発売が延期になって2月上旬に発売予定だったDakota Suiteのニューアルバム『The End of Trying』がもう早くも入荷してしまったことに興奮したからなのです。今回はピアノとチェロのみのインスト・アルバムですが、やっぱり最高に美しいです。いつかLiricoでリリースしたいものです。ちなみにスコット・マシューとはレーベル・メイト。
寒い日には寒い映像を ~sosoニューアルバムが完成
soso – hungover for three days straight (don’t matter)
最近、やたら身体が冷えて困っています。オフィスでは一番入り口に近い席なので、すきま風がつらいのです。無印良品のレディースのスパッツを着用することで対応していますが、温かくていいですね、これ(ヒートテックインナーは室内だと暑すぎる)。体脂肪率が10%くらいしかない痩せっぽちなので、冬はいつも大変です。
「サスカトゥーンは季節外れの暖かさでウキウキだよ。今日は5℃で晴天…やっほぉ!」と、先日sosoさんははしゃいでおりました。5℃で季節外れに暖かいなんて…冬にカナダには行かない。絶対行かない!
↑のPVがサスカトゥーンの冬の真実です。ありえない。とにかく、いいPVですね。
というわけで、sosoがニューアルバムを完成させた模様です。今回はKutdownとの3年越しのコラボレーションによるインスト・アルバム。sosoがメロディーを作って、Kutdownがビートを作っています。完成版はまだ未聴ですが、デモを聴く限り、相当よさそう。(いい意味で)寒々しいトラックが最高にかっこいいです。発売は真冬の2月中旬予定。お正月休みにライナーを書かねばならなくなりました。
詳細はまた近日お知らせします。
楽しみにしていてください!
Delano Orchestra ~繊細すぎてよく聴こえないライヴ・オン・ザ・ボート
今日ご紹介するオススメのバンドはフランスのThe Delano Orchestra。hueコンピ第2弾『Once a hue, always a hue』(企画は斬新だったが残念ながらいまいち伝わらず売れず)に参加してくれたPastry Caseの曲で歌っていたDerek Delano(現在はAlex Delanoと名乗ってる?)を中心とするバンドです。
デビュー・アルバムが今年の春ぐらいに本国で出ていました。本人から日本でディストリビューションして欲しいというリクエストをうっかり数ヶ月も放置してしまっていましたが、もうすぐ日本に入荷します。女性のウィスパー・ヴォイスはわりと好きですが、これは男性ウィスパー・ヴォイスものです。アルバムは繊細なスローコア~チェンバー・フォークとしてかなり素晴らしい出来です。上記の映像ではなぜかボートの上で演奏していますが、Delanoさんの歌声はフラジャイルすぎてよく聴こえません(笑)そこがおかしいんですけどね。子供の声がいいかんじです。というか、彼らは酔わないんでしょうかね。ところどころ音をはずしているのは揺れるからに違いない。日本だとやっぱり公園のボートでライヴをやると怒られちゃうんでしょうか?誰かぜひチャレンジしてみてください。
ちゃんとした音源はmyspaceで。
アルバムの詳細はこちら。
the delano orchestra 『a little girl, a little boy, and all the snails they have drawn』
日本でちゃんと流通されてたらフランスの大使館によるフェスティヴァルに出してもらえるという風に言っていたので、そのうち日本にもひょっこり来るかもしれないですね。興味を持ったかたはぜひCD買って上げてください。
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