hue and cry

come wander with me


Chinese Man – He Said

フランスで10,000枚以上売れているという噂のプロデューサー集団Chinese Man。珍しくブレイクビーツで琴線にひっかかったのでご紹介。

『The Groove Sessions vol.2』という彼らの第2弾コンピに収録されている、↑の曲のサンプリングの元ネタなんだっけー?ってかんじで3日間ほどずっと気になっていたわけですが、google先生に聞いてようやく判明しましたよ・・・。

ヴィンセント・ギャロ『ブラウン・バニー』というひどい映画のサントラで使用されていた「come wander with me」という曲でございました。


Jeff Alexander – Come Wander With Me

自分の暗さがギャロ並であることを思い知らされ、愕然としました(苦笑)それにしても自分でもよく覚えていたな、と。映画はひどかったけど、サントラはすばらしかったという記憶があります。Chinese Manのこの曲は、サンプリングのかんじがちょっとsosoのセンスに似ているなー、と。でもアルバムのなかでは異色な曲なんですけどね。

YouTube上にはChinese Manのヴィデオがいっぱいあるので、気になった方はチェックしてみてください。

Chinese Man myspace
p*dis : Chinese Man / The Groove Sessions vol.2 詳細ページ
p*dis : Chinese Man / The Groove Sessions vol.1 詳細ページ

Our Bubble Hour vol.9 set list

DJしました。

せっかくなのでセットリストです。

2009.09.26 set list

01. Kreng / Meisje In Auto
02. Yann Tiersen  / La Dispute (Third Eye Foundation remix)
03. Nuccini ! feat. Bleubird / I love small things too
04. soso / The Names of All The Trees
05. Matt Elliott / A Waste of Blood
06. Nico Muhly / The Only Tune
07. Epic45 / You Are An Annual
08. Soap & Skin  / Cry Wolf
09. Chris Garneau / The Leaving Song
10. Doveman  / Almost Paradise
11. Scott Matthew  / In The End
12. Dakota Suite  / Because Our Lie Breathes Differently
13. Rebekah Del Rio  / Crying (Llorando)

女性の泣き声とショパンのピアノ曲をミックスしたKrengの恐怖トラックで始まり、『マルホランド・ドライヴ』で使われたロイ・オービソンの「Crying」のスペイン語カバーで終わる、“Crying”セットという、説明しないと誰もわからないコンセプトでございました。暗い!!

個人的ハイライトはDovemanの「Almost Paradise」のカバー。泣けすぎて逆に笑えました。

つなぎの面とかいまいちうまくいかなかったのが悔しいので、上記のセットでミックスCDを作ることにしました。欲しいかたがいれば、hueでもliricoでもp*disでもなんでもいいので、CDご購入のかたにおつけいたしますので、「DJ liricoミックスCD希望」とご明記ください(笑)

Our Bubble Hour vol.9

手前味噌ですが、ぼくがDJをさせていただくイベントの告知です。

もはや覚えていないですが、オフィシャルでは数年ぶりのDJだと思います。今回のテーマは「言葉」ということでなぜかオファーいただいたわけですが、来週末ということでにわかにプレッシャーを感じはじめています。

とりあえず、当初はMatt Elliottしかかけないつもりでしたが(嘘です)、どういう役割を期待されているかも多少は考えつつ、ほどよく暗い音楽でお客さんにちょっとした居心地悪さを味合わせようかと。ちょっと暗いぐらいが人生ちょうどいいんです。エンターテイメント性のかけらもない人なので、DJとかほんと苦手なんですが、まじめにやるのでがまんしてくださいね。

小林大吾さん、たのしみです。

——————————————
【 Our Bubble Hour vol.9 】

2009.09.26(sat)@loop-line
open/start 18:00-
charge 1,000yen +1drink order

LIVE:

annaymada(ヤマダアンナ)

2007年elegant discよりhidenobu itoプロデュースのもと1stアルバム『depaysement』をリリース。ナカザワマイ(tp,effect)との二人組みユニット、コマイヌとしても2008年HEARTFASTより1stアルバム『コマイヌで。』リリース。radio sakamotoでのライブ、フジロックフェスティバル’05、渚音楽祭’07、KAIKOO meetsRAVOLUTION等大型フェスへのライヴ出演も。最近ではリョウ・アライ前面プロデュースによる女性ヴォーカル・プロジェクトR+NAAAAへの参加で話題に。その艶やかな歌声と成熟したポップネスは各所より高い評価を浴びている。

website: http://www.pourdown.net/

小林大吾

初めて人前でパフォーマンスを披露した2003年新宿スポークンワーズスラム(SSWS)にて、いきなり年間グランドチャンピオントーナメントに進出。見事準優勝を果たし彗星の如くポエトリーリーディングの世界に登場した小林大吾。その後2005年にトラックメイクからジャケットデザイン、封入までほぼすべての工程を自ら行った1stアルバム『1/8,000,000』を発表。2007年には2ndアルバム『詩人の刻印』をFLY N’ SPIN RECORDSよりリリース。ラップでもありポエトリーでもありつつ、そのどちらからも解き放たれたかのようなスタイルは高いオリジナリティを有している。

website: http://www.wildpinocchio.com/

DJ’s:

run
sin(Lirico)
DJ watashikawaii

information: http://www.loop-line.jp

オーストラリアのFleet Foxes=The Middle East

‘Blood’ The Middle East

本日ご紹介するのはオーストラリアのクイーンズランド出身の7人組バンドThe Middle Eastです。クイーンズランドというと、そうです。スコット・マシューが生まれた街ですね。これまでにEP(『The Recordings of The Middle East』)をリリースしているのみですが、今後が注目されるバンドです。

先週、ブリズベンで行われたBIg Soundというオーストラリア音楽の見本市に出席したぼくの上司が彼らのライヴを観て、とてもすばらしかったとのこと。上の「Blood」という曲のヴィデオはオーストラリアのMTVなどでも繰り返し流され話題になっているようで、ライヴでこの曲が演奏されたときはかなりの反応だったようです。

コラージュを用いたアニメーションは物語性があって幻想的。悲しげな歌詞の内容を反映したような美しさに心が奪われるようです。親密なアンサンブルからブラスやコーラスを用いたクライマックスまでの楽曲の展開力に才能を感じます。ほんとうにすてきなヴィデオなので、大画面で観ることをオススメします。The Middle East。名前を覚えておいても損はないと思いますよ。

ちなみに彼らのEPはAmazonで買えます。iTunesでも買えた気がしますが、いまはなぜか買えなくなってますね・・・。

Set In Sand ニューアルバム

abr011

2008年にhueよりリリースしたオフィシャル・デビュー・アルバム『Nothing Against The Ocean』が好評だったSet In Sand。約1年半ぶりのニュー・アルバム『Mid Summer at The Winters』が彼自身が運営するabandon building recordsからリリースされました。

今回は完全インスト・アルバムで、よりエレクトロニカ寄り。持ち前のアコースティック・ギターがきらめくビートはさすがの一言です。好き嫌い分かれる一癖も二癖もある例のヴォーカルがない分、特にエレクトロニカ界隈からより広範囲に渡って受け入れられそうです(そうだといいな)。

個人的にはあのヴォーカルがとても好きだったのですが、非常に多作な彼なので、またヴォーカルを用いたアルバムもすぐに届けられることでしょう。

p*dis : Set In Sand 詳細ページ
Set In Sand myspace

You are currently browsing the hue and cry blog archives.