hue and cry

Archive for 4月, 2008

Factorニューアルバム『Chandelier』リリース

以前からお知らせしつづけてきましたFactorのニューアルバム『Chandelier』の詳細をhueウェブサイトにアップしました。

http://www.inpartmaint.com/hue/hue_title/HUIP-1040.html

上記リンク先に書いてあるとおり、今回、彼は初めてインスト曲に挑戦しています。これまでMCとのコラボレーションに力を注いで来た彼が自らのビートを見直した野心作。当初はインストメインの予定で進行していしたのですが、結果的にヴォーカル・トラックが多くなってしまいました。彼の持ち味であるリリカル・ビートは健在ですが、ここではよりロック色の強いサンプリングが目立ち、氾濫するジャジー/メロウ系ヒップホップとは完全に一線を画しています。ぜひまっとうなヒップホップ・ファンにも聴かせたいですね。

ゲスト陣も豪華です。Nomadとのコラボ「Home Again」は何度聴いても感動的な、新しい夜明けを予感させる確信的アンセム。Josh Martinez、Noah23、Moka Only、Epicらカナディアン・ヒップホップ・レジェンドたち。そして、Awol One、Kirby Dominantらside roadクルー/準クルーからMyka9、Sadat Xまで実に多彩です。

『After The Fact』が意外にも大ヒット(hue基準ですが)してしまい、ある意味、今回は真価が試されていると言ってもいいでしょう。内容もアートワークもパーフェクト。Factorもついに円熟期に入ろうとしているのかもしれません。ほんとたのもしいです。

例によって、hueウェブサイトご購入者には特典CD-Rがつきますので、ぜひぜひ。
さらに、抽選でside road recordsの「LIVE IN HAWAII」Tシャツを1名様に差し上げます!サイズはMサイズ(カナディアンなので大きめ)。いちおう、僕は大きすぎて着れないので、せっかくもらったのでプレゼントにすることにしました。

Epicニューアルバム入荷しました

Epicさんの3年半ぶりの3rdソロ・アルバム『Aging is what friends do together』、先週末に入荷しました。p*disにてオーダー可能です。いくつかのお店でもそのうち買えるようになると思います。

◆オーダーはこちら

さらに、そのアルバムにもプロデューサーとして参加しているMakiによるミックステープその名も『Mixing is what friends do together』がダウンロード可能です。これはEpicのヨーロッパツアーでCDとして売っていたもののmp3のようです。Epicのニューアルバムの収録曲を軸に、NomadやらsosoやらBleubirdやらBuck65やらそのへんのおなじみのアーティストの曲をミックスした聴きごたえのあるものですので、ぜひ聴いてあげてください!

◆ダウンロードはこちら

鈴木惣一朗氏に推薦コメントをいただきました

Tamas Wellsニューアルバム『Two Years in April』発売まで1ヶ月を切り、プロモーションにも力が入っています。先日、あるイベントでお会いした鈴木惣一朗さんがタマスのことが大好きだということで、コメントを頼んだところ、快く快諾してくださいました。そしてすぐさま届いたとびきり素敵な推薦コメントが↓です。推薦コメントの類は巷でよく見かけますが、ぼくはいままでこんなに感動的なコメントに出会ったことないです。ほんとうに。

サイモン&ガーファンクル全盛期。アート・ガーファンクルは、天使の歌声と呼ばれ、彼のうたは毎日、ラジオで流れていました。だから、ぼくの思春期は甘く響き、天使に包まれていたのです。30年という苦い月日が流れ、再び、ぼくは天使の歌声に出会いました。タマス・ウェルズ。素敵な名前を持つシンガー・ソング・ライター。ぼくのこころは、大きく解き放たれます。再び、甘い時間が訪れます。素晴らしいな、何度聴いても。タマス・ウェルズのすべてが。本当に素晴らしい。彼の存在はひとつの奇跡。そう。ぼくは、彼の音楽に今、夢中なんです。
               鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)

2008年最高のアンセム

ついついブログの更新をさぼってしまいました。申し訳ございません。おわびにFactorのニューアルバム『Chandelier』にて実現したNomadとのコラボレーション曲「Home Again」をいち早くお聴かせするべく、さきほどmyspaceにアップしました!

試聴はこちら

どうです?最高じゃないですか?名曲「Another Tomorrow」と比べるとそこまで派手なビートではないですが、何度くり返し聴いても飽きさせません。正直、Nomadの声はスペシャルすぎて、それに合わせるのは難度が高いと思うのですが、この曲には「マジック」が宿っています。もう、奇跡と言っても差し支えない1曲。

歌詞がまた素敵なんです。

Oh I can’t believe you are home again
Let’s go out and drive around all night

ああ、きみがまた家にいるなんて信じられないよ
さあ、外に出て一晩中ドライヴしようぜ

まあ、なんて適当な力のぬけたサビなんでしょう。きっとこの力のぬけたかんじがこのマジックが生まれた要因なのでしょう。実際、このあいだのツアーのときにNomadにぼくの感動を伝えたところ、「うそ、そんなによかった?」みたいな反応でしたし。ここで書いているように、そもそもこのコラボレーションが実現したのは、ぼくの適当な提案がもとですからね。適当が適当をよび、奇跡的なケミストリーがうまれた結果がこの曲なのです。そう考えるとおもしろいですね。

アルバムは6/6発売です。今回はhueとside roadの共同リリースというかたちになります。来週くらいには詳細をアップできると思うので、お楽しみに~

花見@自由学園明日館

毎年恒例、自由学園明日館の夜桜見学会に行ってきました。平日なのにたくさんの人が集まっていて、大変盛況でした。昼間の閑散とした雰囲気が好きですが、こういうのもいいですね。有名な花見スポットは人が多すぎて気持ち悪くなるので、それに比べると天国のようです。仕事を抜け出して訪れたので、この日はコーヒーを飲みながら純粋に桜を愛でました。今年もやはり美しい!

↓はタマス・ウェルズがライヴをやる講堂の写真です。こちらは誰もいなくて癒されました。夜の雰囲気は格別なので、ライヴも楽しみです。いつもは舞台上にグランドピアノがあって、当日はそれも演奏されますよ。ちなみに沢尻エリカの「”別に…”事件」が有名な映画「クローズド・ノート」の合唱シーンでこの講堂が使われてます。

お花見は明日までやっているようですので、時間があるかたは行ってみてはいかがでしょうか。オススメですよ。

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