hue and cry

Lirico signs to The Leisure Society

The Leisure Society  “Into the Murky Water” will be released in Japan late in April via Lirico!

details to follow soon…

このたびLiricoはUKのポップ・コレクティヴThe Leisure Society(ザ・レジャー・ソサイエティー)と契約。彼らの2ndアルバム『Into the Murky Water』を4月下旬に日本先行リリースします。傑作です。

詳細は後日!

きょうは速報のみですが、せっかくなので1st収録曲のなかからぼくがいちばん好きな「A Matter of Time」のライヴ映像を貼っておきます。ここからの成長がものすごいのです。

13 & God『Own Your Ghost』〜6年ぶりに帰ってきました〜

ThemselvesとThe Notwistによるプロジェクト13 & Godがまさかの帰還です。

2005年の1st『13 & God』から実に6年ぶりとなる2ndアルバム『Own Your Ghost』が完成。5月にリリースされます。前作につづき、Alien TransistorとAnticonの共同リリースです。

いきなりMarkus Acherのギター弾き語りではじまるフォーキーな幕開けに驚きましたが、サウンド面では前作のエクスペリメンタル・ポップ路線を引き継いでいると言えると思います。Doseoneとスペシャルなヴォーカル・ワークはやはり存在感を示しているものの、よりThe Notwist色のほうが強い気もしますが、聞き返してみると前作も同じぐらいのバランスでした。

The Notwist周りのドイツのジャズ系ミュージシャンたちがヴァイオリン、ヴィオラ、トロンボーン、サックスなどで参加した「Death Minor」と「Death Major」の組曲が個人的には好みでしたが、各楽曲それぞれの違ったスタイルで作られており、シングル・オリエンテッドな昨今の市場を意識してからのようです。

それでも「死」や「老い」といった重々しいテーマを扱うことでアルバムとして一貫性を持たせています。メランコリックなムードは随所に訪れますが、ダークネスに包ませない、ある種の「わかりやすさ」は彼らの音楽の特徴だと言えるでしょう。6年経ってのこの安定感の良し悪しは評価の別れるところかもしれませんが、美しくポップな作品であることは間違いありません。

以下の映像はアルバムのトレーラー。

「Sure as Dept」は2005年のライヴで披露されているようです。日本でも演奏したかどうかは覚えていません。


また、pitchforkで「oldage」がフリーダウンロードできるようになっていますよ。こちらから。

なお、事故で下半身不随となったDax Personは本作でもメンバーにクレジットされています。

ちなみに日本のテリトリーはAlien Transistorです。なので、p*disもAlien Transistor盤を取り扱いますよ。

Tracklisting:
01 It´s Own Sun
02 Death Major
03 Armored Scarves
04 Janu Are
05 Oldage
06 Et Tu
07 Death Minor
08 Sure As Dept
09 Beat On Us
10 Unyoung

以下でご予約受付中です。たぶん4月下旬には入荷すると思います。

p*dis online shop : 13 & God / Own Your Ghost

Chris Weisman『Transparency』〜寒くもなく、あたたかくもなく〜

昨年Sub PopからデビューしたHappy Birthdayのメンバーでもある米ヴァーモント州ブラットルボロのシンガー・ソングライター/ギタリストChris Weisman。

昨年は他にソロ・アルバム『Tape Walk』とGreg Davisとのコラボ『Northern Songs』をリリースし、いずれもすばらしい内容でしたが、ニュー・アルバムが早くも届けられました。しかも2枚組。でも300枚限定。

アコースティック・ギターの弾き語りを中心として、随所に遊び心と実験性あるサウンドトリートメントをガジェット的に織り込むゆるやかなサイケデリアが特徴的。カセットテープ・レコーダーで録音したローファイ・サウンドが彼の静かな歌声にフィットしており、どことなく春めいた素朴なフォーク・ソングス。

「The Beatles」という曲が収録されていることからもわかるように、完全にビートルズ・チルドレンであり、エリオット・スミスのようなサッドネスも感じさせる彼の歌は弱々しく、ピッチも不安定。Sam Amidonなどもそうですが、わざと無感情に歌っているようにも思わせるのっぺりとした歌い方が逆に耳に残ります。曲自体はとてもシンプルなんですけどね。

決して注目を集めることはないでしょうが、おなじペースで何枚も作品を発表しつづけてくれるような存在だと思います。ぼくはChris Weismanの歌とともに季節を越えていくでしょう。ことしも、来年も。そのまた次の年も。

p*dis online shop: Chris Weisman / Transparency

Speed Dial 7 ニュー・ヴィデオ『Poker Faces II』

Zucchini DriveのTom De Geeterのソロ・プロジェクトSpeed Dial 7のニュー・シングル「Poker Faces II」のミュージック・ヴィデオ。

ニュー・アルバム『11』収録。今回はPip Skid、Nomadをフィーチャーしています。

ある日のDJセットリスト

先日、友人のバースデイ・パーティーでDJをしてきました。

セットを考える時間がなかったので、前日に会社にあるサンプルを適当にピックアップして、その場の気分で適当にかけました。
2時間くらいのロングセットでしたが、まあ、なんとか乗り切れましたよ。

”レクイエムDJ”と揶揄されてるようなぼくですが、ハッピーな場なのでがんばりました。やろうと思えばこういうポップなDJもできるんです。という、じぶんのポテンシャルに気づかされたサンプルDJのセットリストです(笑)
順番はきっとまちがっています。ヴィデオがあるものはリンクを貼っておきました。

Sam Amidon「Relief」(R.Kellyのカバー)が最後だったのは偶然ですが、リリックが誕生日にぴったりだということに後からきづきました。”Let’s celebrate”。

2011.02.05 set list at Bar道
01. [Post-foetus] – Migration
02. Sora – Traces
03. A Lily – Joy
04. Po – A Tree In the Palm of My Hand
05. Flica – F
06. The Books – Tokyo
07. The Boats – Understand
08. Musette – Juli
09. James Brewster – Wingbeat fission (edit)
10. Deadpan Darling – (We Don’t Care If You) Dance Song | FreeDL
11. Nomad – Cats and Babies
12. Factor – Missed The Train feat. Gregory Pepper
13. Andrre – Boys don’t cry
14. Radical Face – Wrapped In Piano Strings
15. Cœur De Pirate – Le Long Du Large
16. El Perro del Mar – I Gotta Get Smart
17. Jens Lekman – Happy Birthday, Dear Friend Lisa
18. Scott Matthew – Upside Down
19. Chris Garneau – Dirty Night Clowns | video
20. Tamas Wells – For the Aperture (live at Sonorium)
21. Steve Goldberg and the Arch Enemies – Things I Used to Know
22. filkoe and oskar ohlson – butterfly shaman
23. My Sad Captains - Great Expectations
24. Palpitation - What If
25. The Leisure Society – Save It For Someone Who Cares (Single Version) | video
26. Ursula Schifflein & Albanopower - Tonight Tonight (The Smashing Pumpkins cover) | FreeDL
27. epic45 – The Future Is Blinding | video
28. Sam Amidon – Relief

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