Archive for 7月, 2010
【速報】Third Eye Foundation 10年ぶりのニュー・アルバム!

このブログでもMatt Elliottの動向はその都度ご紹介してきましたが、この世紀のニュースをアナウンスできることをとてもうれしく思います。
Matt Elliottが、”The Third Eye Foundation”名義でのニュー・アルバムを11月にリリースします。
Dominoから2000年にリリースした名作『Little Lost Soul』から10年ぶりの作品で、タイトルは『The Dark』。レーベルはMatt Elliottのアルバムをリリースしてきたフランスのici d’ailleurs。
一足先に音を聴かせてもらいましたが、ぜんぜん変わっていない、とだけ書いておきます。絶望的なまでに美しく、孤高で陰鬱な、まぎれもないTEFの新作です。みなさんの2010年のトップ・アルバムの座を空けておいてくださいね。
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猛暑を冷ますそよ風ヴォイス:Ólöf Arnaldsニュー・アルバム

すでにpitchforkで取り上げられ、ビョークとのデュエットが話題になっている1980年生まれのアイスランドの女性シンガー・ソングライターÓlöf Arnalds。
ことしのSXSWでももっとも印象的なパフォーマンスをみせたアーティストに挙げられ、9/14にはいよいよOne Little Indianより2ndアルバムをリリース予定ということで、ブレイクが期待されます。p*disからリリースしたÓlafur Arnaldsと名前が似ていてややこしいですが、もちろん別人です。
彼女はムームの元ツアー・メンバーでもあり、他のアイスランドのバンドと多数共演経験があります。こんどの2ndアルバム『Innundir Skinni』は前作でもプロデュースを手がけたシガー・ロスのKjartan Sveinssonと、ピアニストのDavíð Þór Jónssonがプロデュースを手がけ、ビョークをはじめ、Skúli Sverrissonや、AmiinaのMaría Huld Markan Sigfúsdóttirなど、レイキャヴィック・コミュニティーの面々の協力を得て完成させられました。
とはいえ、アルバムの核となるのはアコースティック・ギターやバンジョーの弾き語りによる彼女の驚くべき歌声。話題性は抜群でしょうが、内容はとても内省的。ビョークの存在があまりにも大きいですが、Vashti BunyanやJudee Sillといったフォーク・シンガーの系譜に位置すると言えるでしょう。個人的にはビョークとのデュエット「Surrender」よりもタイトル・トラックで、1stシングルでもある「Innundir Skinni」のアコギ弾き語りにグッときました。
Ólöf Arnalds – Innundir Skinni (official video)
Ólöf Arnalds – Surrender (with Björk)
ちなみに1stシングル「Innundir Skinni」のB面ではアーサー・ラッセルの「Close My Eyes」をカバーしててめちゃくすばらしいのですが、こんどリリースされる2ndシングル「Surrender」では「Sukiyaki」をカバーしているみたいです。
Ólöf Arnalds – Close My Eyes (Arthur Russell cover)
2010年上半期オススメの歌声

2010年が半分終わったということにおどろきを隠せません・・・。上半期ベストを挙げるのも面倒なので、このブログで取り上げてこなかったアーティストを紹介することでそのかわりとさせていただきます。
米ミネアポリスのPeter Millerによるソロ・プロジェクトWe Are The Willows。今年の3月に1stアルバム『A Collection of Sounds and Something Like the Plague』をリリースしました。このひともまた「スペシャル・ヴォイス」の持ち主です。元保育園の先生という24歳。
正直なところ、上の画像からは想像もできないような美声です(24歳というのも信じられませんが)。むしろ天賦の才能とはなにかとひきかえに得られるもの。彼は人も羨むようなルックスを持って生まれることはできなかったですが、そのかわりに神様は彼に特別な歌声を授けました。
フリーダウンロードできたEP『A Family. A Tree. EP.』は本当にすばらしい作品でした。そのなかの「Isabel’s Song」を聴いたとき、たとえば、Bright Eyesの「Perfect Sonnet」をはじめて聴いたときと同様の衝撃を受けた記憶があります。当時勤務していた保育園の子どもたちの声のフィールドレコーディングをバックに奏でられる荒削りだけどやさしく響く美しい歌声。残念ながらこの青年がBright Eyesのように注目を集めることはないでしょう。でも、ぼくは見守りつづけたいと思います。なぜなら彼は歌いつづけないといけないのですから。

期待が大きすぎたためか、1stアルバム『A Collection of Sounds and Something Like the Plague』は、正直、EPほどの作品とは言いがたいものだったと思います。統一感という面では個人的に不満が残る内容ですが、まだまだ若いので今後の成長に期待したいと思います。
ちなみに彼はRed Fox Grey Foxというバンドのヴォーカリストでもあります。このバンドは過去に1枚アルバムをリリースしていますが、シンガー・ソングライターにとって受難の時代ですので、むしろそっちのほうがブレイクの可能性はあるのではないかと。いや、ないか。
We Are The Willows – Isabel’s Song (live)
Woodpigeon Rare Sessionsライヴ映像
ロンドンのUCLUのカレッジ・ラジオRare FMが企画するRare Sessionsにカナダのウッドピジョンが登場。ユニオン・チャペルでのライヴセットがご覧いただけます。
‘Knock Knock’
‘I live a lot of places’
‘The Saddest Music in the World’
また、ウッドピジョンのニュー・アルバム『Die Stadt Muzikanten』にボーナスディスクとしてついていた12曲入りのEP『BALLADEER / to all the guys i’ve loved before』がBoompaよりヴァイナルでリリースされています。
Woodpigeon myspace: http://www.myspace.com/woodpigeon
Boompa Records: http://boompa.ca/
Chris Garneau showcase at Boutique Fargo in Paris
クリス・ガノのフランスでの所属レーベルでもあるFargoのレコード屋さんBoutique Fargoにて、7/8にインストア・ライヴが行われました。そのときの映像をいくつかご紹介します。
‘Hands on the Radio’
‘Relief’
‘Baby’s Romance’
‘We Don’t Try’
‘Pas Grave’
フランス語と英語が混じり合った曲。これは新曲なのかな?それともフランスでのライヴでは以前からやっていたのかも。子どものころをフランスで過ごしたので、彼はフランス語も堪能です。
‘Winter Song #2′
こちらは新曲。次のアルバムに入るんでしょうか。来日公演のアンコールでは「Winter Song #1」を演奏していました。
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