Archive for 12月, 2009
Chris Garneau 来日公演続報

すっかり年の瀬の雰囲気ですね。
年が明ければ、クリス・ガノの初来日公演まであっという間なのでしょう。
さて、最初のアナウンスでは、来日公演はチェロ、ドラマーが加わったバンド編成でのライヴになるとお伝えしていましたが、ドラマーが不参加になったため、チェリストのAnna Callnerと、クリス(ヴォーカル、ピアノ他)によるデュオ編成でのライヴになります。
ちょうど↓の「The Leaving Songs」の映像と同じ編成ですね。この映像のように、メロディカとかハーモニウムも持ち込むらしいので、この曲も演奏してくれるでしょう。
Chris Garneau & Anna Callner – The Leaving Song
チケットは絶賛発売中です!メール予約もできますので、↓のリンク先の詳細をご覧ください。
それでは、よいお年をお迎えください!
Lirico presents CHRIS GARNEAU showcase live in Tokyo 2010
Merry Christmas (sadly)
Chris Garneau – It’s almost Christmas
Best album of the year – Doveman 『The Conformist』

ひとの年間ベストなんておもしろいものでもないですが、風物詩として読み流していただければと思います。
いきなりぶっちゃけますと、今回選んだこの作品はliricoからライセンス・リリースするつもりのものでした。けど、アーティストがライセンスには全く興味がないということで、実はいまも返事を待っているんですが、2ヶ月も待ったからもういいだろう、と。諦める意味でもここに書こうと思ったわけです。
というわけでDovemanことThomas Bartlettの3rdアルバム『The Conformist』が私的ベスト・アルバム・オブ・ジ・イヤーでございます。弊ブログの熱心な読者(なんていないと思いますが)であれば、過去に書いたことがあるので、ピンと来る名前ではないでしょうか。なにせ名前がダサいので。ハト人間ですよ(つまり、いま話題の「鳥人(とりじん)」ですね)。
オルタナ・フォーク注目のシンガー・ソングライターSam Amidonや、4ADからリリースするThe Nationalのメンバーのうち、4/5がレギュラーで参加したり、シガー・ロスのヨンシー・ソロのプロデュースを手がけ、いまもっとも熱いプロデューサーであるNico Muhlyと親しかったり、本作には他にもNorah Jones、Martha Wainwright、Beth Orton、Glen Hansard (Swell Season)などかなりの大物たちがバックアップしていたりして、なにかと周りを固めるメンツがものすごいのです。プロデューサーもこれまでの作品同様、グラミー賞受賞経験のあるPatrick Dillettがてがけていて、とにかくハイ・クオリティー。
けど、やはり何よりすごいのはThomas Bartlettの個性です。専門的に学んだクラシック・ピアノは淡々としていながらエモーショナルで、およそ感情というものをすべて表現しているかのようであり、かなしみをたたえたウィスパー・ヴォイスはほんとうに静かでメランコリックですが、芯の強さを感じさせます。それはDakota SuiteのChris HoosonやScott Matthewが歌うサッドソングと同様の深みのある美しさを持っているように思います。
特にNIco Muhlyがセレステで参加し、鮮やかなストリングスの渦に巻き込まれるようにして彼が歌い上げる「Tigers」は個人的に今年もっとも心動かされた一曲です。
そして歌詞もほんとうにすばらしい。
そして、物事はおわる/そして、あなたは別れをつげる/ぼくは座って/このララバイを口ずさむ/あなたはぼくのほうを向き/なにを歌ってるのと尋ねる/けど、ぼくが答える前に/あなたはドアの向こう/ぼくは呼びかける/けど、あなたにぼくの声は届かない/ぼくはあなたの名前を叫ぶとき/ぼくが倒れるとき/天使が急いでやって来る
Tamas Wells、Scott Matthew、Chris Garneau。ぼくとしてはこの次にリリースされるべきなのはまさにこの人しかいないと思っていた。残念ながらそれはかないそうにないけど。たとえばNorah Jonesが参加している「Aftermath」なんて、彼女がリードヴォーカルじゃないだけで、曲としては彼女のアルバムに入っていてもおかしくないぐらいの曲だから・・・Dovemanはもっともっと注目されていいと思います。あと、今回はジャケットもまともですしね。
Doveman – Tigers
あと、裏ベストトラックはDovemanの「Almost Paradise」のカバーです。リリースは去年だけど、今年一番聴いたかも。
Woodpigeonニュー・アルバム『Die Stadt Muzikanten』入荷!

ウッドピジョンの待望のニュー・アルバム『Die Stadt Muzikanten』。オフィシャルの発売日は1/12ですが、それよりもかなり早く入荷しました!
紙ジャケのアートワークが最高にかわいいので、ここはぜひ手に取って見ていただきたいです。クリスマス・プレゼントにもちょうどいいと思いますよ?
ボーナスCD『BALLADEER / to all the guys i’ve loved before』は結局12曲入りの44分!これで1枚分の値段とおなじなんだから、ちょうお買い得です!そのボーナスディスクにはスティーヴ・アルビニがプロデュースした「Invisible Friend」も収録されています。アルビニとウッドピジョンとは意外な組み合わせですが、どうなっているかは聴いてからのお楽しみ。
現在、Boompaで本作に収録されている「Empty-Hall Sing-Along」と、クリスマス・ソング「xoxmas」の2曲がフリーダウンロードできます。あわせてチェックしてみてください。こちらからどうぞ。
関連記事:Woodpigeon ニュー・アルバム続報
関連記事:Woodpigeon ニュー・アルバム完成
p*dis: Woodpigeon / Die Stadt Muzikanten 詳細ページ
Woodpigeon myspace
Scott MatthewとThe Smiths
2009年がおわりそうですね。総括、というには特にトピックがないような気がしますが、毎年ツアーの記憶は濃密です。
ことしはスコット・マシューが来日してくれました。とてもしあわせな夜でした。詳しくは来日後記をお読みください。いつもハナウタを歌ってたなぁ、あんなにきれいなハナウタはジョシュ・マルティネス以来だなぁ、としみじみと思い出しています。
関係ないけど、ぼくの親友の髪型が最近会うたびにスコット・マシューに似てきて、すてきなんです。後ろを短くして前髪をアゴぐらいまで長くすれば、スコットみたいになれるので、社会的に許されるのであれば、ぜひお試しください。
で、来日公演のライヴ映像を改めて見返しましたが、オリジナル曲がすばらしいのはもちろんのこと、3曲のカバー曲がどれも最高だったな、と。レディオヘッドの「no surprises」の反響が大きかったと思いますが、ザ・スミスの「heaven knows i’m miserable now」のウクレレ弾き語りがすてきすぎ。
Scott Matthew – Heaven Knows I’m Miserable Now (live in Tokyo)
あまりにいいカバーだったので、YouTubeにアップしてみました。カバーとは愛ですよ。やっぱり。スコット・マシューのスミスへの愛情は尋常ではないですからね。世の中にいくらでも存在するクソ・カバー・アルバムなんて廃棄して、ぜんぶスコット・マシューのカバーと差し替えればいいんですよ。
Scott Matthew – Heaven Knows I’m Miserable Now (live in NYC)
こちらは9月のニューヨークでのライヴ。Kevin Devineとのデュエットです。さらに同じくスミスの「I Won’t Share You」のカバー映像もありました。オランダのアイントホーフェンでのライヴです。
Scott Matthew – I Won’t Share You (live in Eindhoven)
たぶんほかにもスミスのレパートリーは持っているはず。彼はほかにもニール・ヤングとかもよくカバーしていますね。
来月にはクリス・ガノが来日します。果たして、エリオット・スミスの名カバーの演奏はあるのか?楽しみです。来日公演の詳細はこちら。
You are currently browsing the hue and cry blog archives for 12月, 2009.





