hue and cry

Delano Orchestraニューアルバム

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以前、こちらでご紹介したフランスのバンドThe Delano Orchestraですが、2ndアルバム『will anyone else leave me?』が先日リリースされました。リリースは盟友Pastry Caseのレーベルkutu folk recordsから。

すばらしかった1stからよりもダイナミックさが増した印象を受けます。ただしサウンドがどんなものに変わろうともヴォーカルのDelanoのウィスパー・ヴォーカルには全く変化は見られません。彼らのmyspaceで数曲聴けるので、実際に自分の耳で確かめてください。女声コーラスが入った「How to Care」はとてもいい曲だと思います。まさにフランスのSparklehorse。

このDelanoという人はMatt Elliottとかと同じような後ろ向きさを感じるので、ぼくとしては共感が持てます(笑)リリックの内容が気になるところですが、曲のタイトルからしてネガティヴです。今回なんて、「something is gone」「everything is gone」「will i die」「endless night」とかですから・・・。

ちなみに後ろ向きで言うと前作の「kill me twice」がだいすきです。このなんとも言えない暗さとバンジョーの軽さが絶妙。2ndはちょっとバンジョーの音が少なめなのが残念かな。

The Delano Orchestra – Kill Me Twice

ちなみに、手縫いの糸による装飾をほどこした特製紙ジャケはとてもユニークで、データじゃなくてちゃんとCDとして持っておきたい一枚。p*disへの入荷は来月下旬になると思います。

The Delano Orchestra myspace

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