hue and cry

Delano Orchestra ~繊細すぎてよく聴こえないライヴ・オン・ザ・ボート

今日ご紹介するオススメのバンドはフランスのThe Delano Orchestra。hueコンピ第2弾『Once a hue, always a hue』(企画は斬新だったが残念ながらいまいち伝わらず売れず)に参加してくれたPastry Caseの曲で歌っていたDerek Delano(現在はAlex Delanoと名乗ってる?)を中心とするバンドです。

デビュー・アルバムが今年の春ぐらいに本国で出ていました。本人から日本でディストリビューションして欲しいというリクエストをうっかり数ヶ月も放置してしまっていましたが、もうすぐ日本に入荷します。女性のウィスパー・ヴォイスはわりと好きですが、これは男性ウィスパー・ヴォイスものです。アルバムは繊細なスローコア~チェンバー・フォークとしてかなり素晴らしい出来です。上記の映像ではなぜかボートの上で演奏していますが、Delanoさんの歌声はフラジャイルすぎてよく聴こえません(笑)そこがおかしいんですけどね。子供の声がいいかんじです。というか、彼らは酔わないんでしょうかね。ところどころ音をはずしているのは揺れるからに違いない。日本だとやっぱり公園のボートでライヴをやると怒られちゃうんでしょうか?誰かぜひチャレンジしてみてください。

ちゃんとした音源はmyspaceで。

アルバムの詳細はこちら。
the delano orchestra 『a little girl, a little boy, and all the snails they have drawn』

日本でちゃんと流通されてたらフランスの大使館によるフェスティヴァルに出してもらえるという風に言っていたので、そのうち日本にもひょっこり来るかもしれないですね。興味を持ったかたはぜひCD買って上げてください。

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