hue and cry

low low low la la la love love loveニュー・アルバム発売間近

oe020

UKマンチェスターのバンドlow low low low la la la love love love。以前、こちらでちらっと触れていましたが、3rdアルバム『Feels, Feathers, Bog and Bees』がいよいよ今月下旬に発売!

「味のある〜」って言葉で済まされると思っている多くの人に「きみはただ下手なだけだからね」とひとりひとり言ってやりたいとたまにすごく思います(hueにしろliricoにしろ、ローファイなのが共通する持ち味であることはこの際、棚にあげて)。

けど、low low low la la la love love loveには「きみたちだけは下手でもいいからね」と言ってやりたかったのに・・・この最新作で完全に化けてしまいました。あの彼らをここまで仕立て上げ たademプロデュースすげぇ。でもね、音の外れていないlow low lowなんてlow low lowじゃないって思っちゃうから、ちょっとさびしい。けど、最高!!

・・・と、以上はp*disのレコメンドに書いたテキストをそのままコピペ(カッコのなかだけ足しました)。彼らに期待していたのはおそらくぼくだけでしょう。そんなことわかってます。けど、本作で彼らがブレイクしちゃっても不思議ではありません(おそらくしないでしょうけど)!

彼らの最大の武器であるコーラスワークを活かすためにシンプルなアレンジを心がけたように思える1stと、楽曲としてのクオリティーをあげようとした結果、演奏力の拙さが露呈してしまったけど、しょうがないからそのまま出しちゃえ、って出したにちがいないとすら思える2ndの愛すべきベッドルーム・フォーク。

この3rdはベッドルームを飛び出してスタジオでレコーディングされ、特にアレンジ面での変化と、その完成度には驚かされました。けど、アレンジがいくら派手になったからといって、彼らは変わっていません。むしろ、そのフラジャイルさはどんどん増していっているかもしれません。また、収録曲のなかでももっとも地味な「Blackbird 3」をシングルにもってきたのはいかにも彼ららしくていい。それが↓のPV。


low low low la la la love love love – blackbird 3

アートワークには沼地に横たわるシカの亡骸。ジャームッシュの『デッドマン』をちょっと思い起こさせます。川の向こう岸に見える家。すぐ近くで腐りゆくシカの存在には誰もきづかないのです。

low low low la la la love love love myspace
p*dis : low low low la la la love love love / feels, feathers, bog and bees 詳細ページ

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