hue and cry

Archive for 10月, 2010

Tamas Wells中国ツアースタート&東京公演ライヴチケット+ニュー・アルバム・セット予約終了間近!

昨日から中国ツアーをスタートさせたタマス・ウェルズ。

ライヴは今年1月以来のことですので、この中国ツアーでいい具合に日本のためのウォーミングアップになればいいなと思っています。あしたはクリス・ガノと対バンということで、うらやましくて仕方ないですが、ツアーの成功を東京から祈っています。

さて、ジャパン・ツアーもだんだんと近づいてきましたし、その前にはニュー・アルバム『Thirty People Away』の発売です。端から見ても、ぼくの気合いの入れようが普段のリリースとはちがうらしいので(笑)。「いつ見てもディスプレイにタマス関連のファイルが開かれている」というのはぼくの隣の人の発言。とにかく、この一ヶ月はつらかったので、1週間後には手にすることができる製品の仕上がりがとても楽しみです。

で、東京公演のチケットとニュー・アルバムのセットのご予約も31日までとなります。12/5のsonorium公演はソールドアウトですが、12/3の早稲田奉仕園スコットホールのほうはまだだいじょうぶですので、31日までに決断いただければお得ですよ!

よろしくお願いいたします。

p*dis online shop:
Tamas Wells 東京公演チケット+ニュー・アルバム『Thirty People Away』セット

The Delano Orchestraニュー・アルバム『Now That You Are Free My beloved Love』〜生きづらいと感じる日々を送るすべてのひとへ〜

フランスのロック・バンドThe Delano Orchestraの3枚目のアルバムがリリースされ、p*dis online shopにも入荷しました。フランスでの状況は知りませんが、日本での知名度もまだまだ。これからもそう大きくは変わりませんが、個人的にはデビューからずっと彼らの動向を追ってきました。

彼らとの出会いは古く、2007年末にリリースしたhueのコンピ『once a hue, always a hue』(いま聴いてもいいコンピだ〜)に参加してもらったPastry Caseの曲にこのバンドの中心人物であるAlexandre Rochon(当時はAlex Delanoと名乗っていたと思います)がヴォーカリストとして参加していたことがきっかけです。

で、Alexのことを調べていたら、The Delano Orchestraというバンドをやっているのを知り、コンピの数ヶ月後にリリースされたデビュー・アルバム『a little girl, a little boy, and all the snails they have drawn』を聴いて、もう彼らの虜になったというわけです(このアルバムはもう廃盤みたい)。ちなみに、今回クレジットを見てたら、Alexandre Rochon (a.k.a. The Delano Orchestra)と書いてあるので、つまり、Mark Hamilton = Woodpigeonと一緒の方式ですね。でも、作品ごとに名前や設定を変えるのはやめてもらいたいと思いますけどね(笑)

2009年の2nd『Will Anyone Else Leave Me?』から1年余りでリリースされた3rd『Now That You Are Free My beloved Love』。タイトルがいつも絶妙ですが、今回は「愛する人よ、今やきみはもう自由だ」できました。基本的には前作でバンドとしてのダイナミズムに重きを置いた前作の延長線上にあると思います。本作ではギターが中心の曲が増えていますが、トランペットやチェロが入っているのが彼らのおもしろいところなので、個人的にはそこは残念でした。誰かのように普通のバンドにはなってほしくないです。

でも、結局はAlexの個性的な歌がこのバンドを成立させているので、問題はないかと。で、今回一番嬉しかったのはブックレットにリリックが入ったことです(汚い字の手書きで読みづらいけど)。改めて彼の詩世界とちゃんと向き合ってみると予想通りの暗さでうれしい。

というわけで、泣きながら歌っている(ように聴こえる)11分を越えるタイトル曲は圧巻で鳥肌がたちましたが、リリックも含めて本作の私的ベストトラックは「Dyin’ Alone」。トランペットとチェロとアコースティック・ギターとドラムのアンサンブルの慎ましやかさがとても心地いいのです(タイトル曲は聴くのがつらすぎるのです)。「ぼくはひとりで死ぬことを夢見ていた」と歌ってるけど。

彼らの音楽を聴いているとSparkele Horse、Elliott Smith・・・いまではもうここにはいない先人たちの名前がどうしても思い浮かんでしまいます。Alexandre Rochonも同じように生きづらい人生を送っていることは想像できますが、1年ごとにこうして彼の新しい音楽を聴けることをとてもありがたく噛み締めながら、この美しい作品を聴きました。

Seawater  / The Delano Orchestra

p*dis online shop : the delano orchestra - now that you are free my beloved love詳細ページ
The Delano Orchestra myspace

Tamas Wellsジャパン・ツアーのオープニング・アクトにKim Bealesが決定

ニュー・アルバム『Thirty People Away』の発売まであと3週間。さきほどちょうど入稿をすませたばかりでホッとしています。結局、パッケージは日本のみ紙ジャケになりました。かなりいいかんじだと思いますよ。

一方でツアーにも新展開が。

ツアーでギタリストを務めるメルボルンのシンガー・ソングライターのKim Bealesが各公演のオープニング・アクトを務めることになりました。おそらく15-20分程度になると思いますが、彼自身の曲を演奏する予定です。

キムは今回、ネーサン・コリンズ不在の穴を埋めてくれますが、アルバムのレコーディングにもギタリストとして参加しています。彼の音楽はmyspaceでチェックしてみてください!

http://www.myspace.com/kimbeales

よく考えたら来週から中国ツアーがはじまるんですね。日本より先なのが悔しいですけど(笑)、こうなったら日本のためのウォーミングアップ・ツアーだと勝手に思っておきます。中国も日本同様、タマス、キム、アンソニーのトリオなので、まさにウォーミングアップ!

ツアーの詳細はウェブサイトをご覧ください。引き続き、絶賛予約受付中です。うっかりブログに書くのを忘れていたようですが、12/5の公演のみすでに受付を終了いたしました。

http://www.inpartmaint.com/lirico/tamas_tour2010.html

しつこくアナウンス。11/11発売のニュー・アルバム『Thirty People Away』とチケットのセットも受付中です。こちらは10月末までの受付となります。
http://www.inpartmaint.com/shop/tamas-wells-ticket-plus-album-set/

Speed Dial 7デビュー・アルバム『Short Rich Apocalypse』リリース!

Zucchini Drive / Cavemen SpeakのTom De Geeterのソロ・プロジェクトSpeed Dial 7のデビュー・アルバム『Short Rich Apocalypse』が先週リリースされました!!

Marathon of Dopeからデジタル、ベルギーのVlas Vegas Recordsからヴァイナルでリリース。CDのリリースはございません。ヴァイナル・ヴァージョンはいくつかp*dis online shopで取り扱う予定です。デジタルはiTunesでも買えますよ。

iTunes : Speed Dial 7『Short Rich Apocalypse』

Marathon of Dopeのウェブサイトでは全曲試聴もできます。トムのヒップホップ面での影響が主に反映されたダークなビートが詰まったかっこいい作品になっています。初期Cavemen Speakっぽい曲も多数!

関連記事:Speed Dial 7 ft. Mike Ladd & M Sayyid
関連記事:Zucchini DriveのTomのソロ=Speed Dial 7!

Tamas Wells新作『Thirty People Away』試聴アップしました

発売までいよいよ1ヶ月余りとなりました、タマス・ウェルズの新作『Thirty People Away』ですが、ついにマスタリングが終わったので、試聴サンプルをアップしました。全曲約40秒ずつ試聴できます。

http://www.inpartmaint.com/lirico/lirico_title/LIIP-1509.html

試聴いただければお分かりでしょうが、これまででプロダクションがもっとも洗練されています。こうして名作の誕生に立ち合えるのはとても幸せなことです。

12月の来日ツアーの予約も順調です。
12/5(日)のsonoriumでの公演は間もなく受付終了となりそうです。

Tamas Wells Japan Tour 2010詳細

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