Archive for the ‘Tamas Wells’ Category
オーストラリアの山火事とタマスからのメール
今月の始めから起きたオーストラリアのビクトリア州で大規模な森林火災により現在までに200名もの方々がなくなったという悲惨なニュースのことはみなさんもご存知だと思います。火災の一部は放火によるものだというのは本当にひどい話です。ビクトリア州はタマス・ウェルズの実家のあるところでもあり、彼の両親のことを思わず考えてしまいましたが、家は海側にあり火災の起きている場所からはかなり離れているため、タマスの両親も友人もみんなだいじょうぶだということを聞いて安心しました。おそらくタマスと知り合わなければ、このニュースについてここまで気にすることもなかったんだろうな、と考えると不思議なものです。亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
この件に関してタマスから「もしかしたらぼくが悪い運をビクトリアやミャンマーに持ち来んだんじゃないかって思うんだ」というようないかにも本気で悩んでいるようにとれるメールが届いたので、ぼくは真剣に「バカなことを言うな、じゃあ、もし日本で大地震が起きたら、そのときはきみが2回訪れたせいで悪い運を持ち込んだからだとでも言うの?」というようなかんじで返信しました。どうやらそれは冗談だったようで、ちょっと安心しましたが、確かに彼の周りであまりにも多くのことが起きるため、ぼくもいろいろと書いたものの、冗談でもそういうことは言うべきではないなと本気で反省しています・・・。
ぼくの必死のはげましに驚いたのか、「自分が破滅的な影響力(disastrous impact)なんて持ってるなんて本気で思ってるわけないよ!」と否定するさまがなんだかおかしかったので、「もしきみが破滅的な影響力を持ってるなら、きみの音楽を毎日聞いているぼくには一生彼女なんてできないしね!」というジョークで返しました。いまやふたりのあいだのお決まりのネタです。タマスがほんとうはどう思っているかは果たしてわからないけど、時としてジョークは救いになりうるのです。
改めて、今回亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
救われる気持ち
というのはFishmansの曲のタイトルですが、タマス・ウェルズとのメールのやり取りはぼくにとってはいつもそんなかんじなのです。とても忙しいひとなので、音信不通になることも多いものの、メールをくれるのがいつも個人的によくない時期だったりして、歌だけじゃなくメールでもぼくを励ましてくれるちょっとしたこころの処方箋タマス。
最近も、カナダのウェブジンのインタビューを見つけて、愛らしいコメントの数々を読んだ彼は「シンはカナダ人の彼女なら感嘆に見つけられるよ」となかなか気の利いたメールをくれました。「なら」というのは余計ですが、彼はいつもぼくにガールフレンドがいないことを心配してくれるのです。ほんとうにありがたいです。けどね、タマス。あのコメントを書いているのは実はみんな男なんだよ・・・。
ということはまあ、どうでもよくて、タマスの近況を書くと、彼はいまイタリア人の映像作家とのコラボレーションを始めたところみたいです。今度の中国のライヴは映像を使ったものになりそうです。シンガポールのフェスティバルにも出演するみたい。日本でも同じようにやりたいということなので、とても楽しみですがその前にまずアルバムを完成させてくれ。というわけでタマス・ウェルズの5thアルバムは今年の終わりごろに出ればいいな、というのが個人的希望です。
Tamas Wells 中国巡演09年
あけまして・・・というにはもう遅すぎますね。
とにかく、2009年もhueとliricoをよろしくお願いいたします!
今年最初のエントリーはやはりこの人タマス・ウェルズの話題。
すでに3月のチャイナ・ツアーのスケジュールがアナウンスされています。
Tamas Wells 中国巡演日程
Tamas Wells 中国巡演詳細
3月の26日から28日で、杭州、上海、北京を廻るようです。とりあえず、Nathan Collinsは帯同すると聞いています。彼の奥さんのFairlieも行くので、The Steadfast Shepheredが前座を務めるのかもしれません。
日本から行かれるというタマス・ファンの存在も最低一人は伝え知っています。たぶんいまなら5万円もあれば余裕で旅行できると思いますし、この機会に行ってみてはいかがですか?ぼくも行ければ行きたいものです。
なお、今回、チャイナ・ツアーに伴う来日公演の予定はございません。
Tamas Wells ジャパンツアー・ライヴ映像【期間限定公開中】
Tamas Wells – Sings I Can’t Read
(2008.07.04 live at Glory Chapel, Tokyo)
タマス・ウェルズは3月にチャイナ・ツアーを予定しています。それで中国政府の許可を得るために、合計で約30分ほどのライヴ映像が必要らしくタマスに映像のアップを頼まれました。前にも書きましたが、ぼくはYouTubeなどにライヴ映像をアップするのは抵抗があるので、とりあえず、チャイナ・ツアーが終わるまでのあいだの期間限定での公開とさせていただきます。
上の映像はたくさんアップしたなかから、グローリーチャペルでの「Sings I Can’t Read」です。ご覧のとおり、咳をするのも憚られるほどの繊細な演奏。これほど観る側にもプレッシャーを与えるライヴもそうはないでしょうね(笑)
タマスたちは先日またミャンマーに戻ったらしく、オーストラリアはずっと冬だったので、ミャンマーの暑さにまた適応しないいけないのが大変、とというようなことをメールで書いていました。「日本はすっかり冬だよ」とぼくが返すと、「冬の日本も見てみたいな。きっと美しいんだろうね。次の冬にはまた日本に行くよ」と彼。「夏はもうこりごりだね」というのがお互いの結論で。タマスとのやりとりはいつも幸せです。個人的には冬のツアーはもうやりたくないのですが…(笑)
ライヴ映像を観返してたら、チャイナ・ツアーに行きたくなって来た…!
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