hue and cry

egil olsenニュー・アルバム『keep movin – keep dreamin』

ノルウェーのエギル・オルセンの3rdアルバム『keep movin – keep dreamin』がリリースされました。予定よりもずいぶん時間がかかってしまいましたが、本日無事に入荷しました。

愛をテーマにした2009年の前作『nothing like the love i have for you』で音楽的にも大きな進歩をみせましたが、1年半ぶりの本作は「夢と現実」をテーマに、Esther BuchmannMorten Myklebustなどノルウェーのミュージシャンが多数参加し、ギター、バンジョー、マンドリン、ヴァイオリン、チェロ、ピアノなどさまざまな楽器を用いて作られた、定評のあるぬくもりたっぷりのエギル・オルセン・サウンドの完成形とも言える作品。

オープニング・トラックの「keep movin」などまさにそうですが、親近感を感じさせるエギルの歌声を際立たせる楽曲のアレンジが秀逸で、彼のホームスタジオでほとんどすべて録音しているオーガニックな音作りはとても独特なものだと思います。「in the middle of norway」でみずから揶揄しているように、とても遠い国なのにどこかなつかしさのようなものを感じさせるというか。

egil olsen – keep movin – keep dreamin – keep movin (iknowwhatyoudidlastrecords) by pdis_inpartmaint

彼の書く英語詩はまるで中学生のときのじぶんが書いているかのようなとても平易。「keep movin」ではじまって、「keep dreamin」で締められるこの物語はなんとなく昔だれかに絵本を読んでもらっていたときと同じような気持ちを感じさせます。

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