Archive for the ‘hue’ Category
Factor & Gregory Pepper = Common Grackle 1stアルバム!

5月にリリースしたアルバム『Lawson Graham』ですばらしいコラボ曲を聴かせてくれたプロデューサーFactorとシンガー・ソングライターGregory Pepper。そのふたりのカナディアンがかねてより進めてきたプロジェクト=Common Grackleのデビュー・アルバム『The Great Depression』が完成。8/10にCeschiのFake Four Inc.よりリリースされます。
『Lawson Graham』収録の件の「Missed the Train」は2010年屈指の名曲だと個人的にとらえていますが、本作もあのインディー・ポップ路線かと思いきや、Kool KeithやCeschiをフィーチャーするなど、インディー・ヒップホップの要素もみられます。
ヴォーカルとメロディーをGregory Pepperが主に担当し、ビートをFactorが担当。作業はインターネット上のファイル交換で行われたようです。これまでの作品において、自身のポップセンスを随所にほのめかしていたFactorですが、本作は彼がはじめて手がけた非ヒップホップ作品といえるでしょう。インディー・ロックとインディー・ヒップホップの境界線はここではかすかにしか見えません。ポップ職人Gregory Pepperもまた初めて他者とコラボレーションしたアルバムであり、Factorののびしろをうまく引き出した点において、とても有意義な作品になりました。
Common Grackle – Official Promo (Missed the Train)
Common Grackle myspace : http://www.myspace.com/wearecommongrackle
Speed Dial 7 ft. Mike Ladd & M Sayyid

先日こちらでご紹介したZucchini Drive / Cavemen Speakのトムのソロ・プロジェクトSpeed Dial 7の続報です。
デビュー・アルバム『Short Rich Apocalypse』は、Marathon of Dope(デジタル)とVlas Vegas Records(ヴァイナル)から10/12にリリースされるとのこと。アルバムにはNomad、Elissa P、Passage、K-the-i???、Bleubird、MarcusGraapなどが参加。現時点で聴かせてもらったなかではPassage参加のトラックがすごくいいです。
Mike Ladd (Infesticons)とM Sayyid (Anti-Pop Consortium)をフィーチャーしたアルバム収録曲「Sattelites」の先行試聴がはじまっています。
PVも届きました。
↓
あのGunpornのPVをちょっと思い起こさせるヴィデオになってます。この曲で単純にアルバムの方向性を判断できないぐらい、いろいろな要素がミックスされたアルバムになりますが、シングルとして持ってきたこのトラックのパワフルさ、トムのヴォーカリゼーションの変化を感じながら、アルバムの到着を待っていてもらいたいと思います。
soso 3rd『Tinfoil on the Windows』のフランス盤がリリース

2007年にリリースされたsosoの3rdアルバム『Tinfoil on the Windows』。リリースから3年近くが経とうとしていますが、今回、フランスのkutu folk recordsからライセンス・リリースされました。このブログではおなじみのDelano Orchestraをリリースした、ミシン縫いの紙ジャケがすてきな好レーベルです。レーベルオーナーはhueコンピにも参加してくれたPastry Case。
内容はhue盤やカナダ盤と変わりませんが、アートワークが一新されています。もちろんsoso自身がデザインを手がけており、後だしな分、彼にとってもより満足のいく出来なのでしょう。デザイナーsosoの本領発揮といったタイポグラフィー中心のポップなデザインは秀逸。またブックレットには1998年の絵画作品が使われています。
ひさしぶりに聴いてみたけど、改めてすばらしいアルバムだな、と。畏れを感じるほど暗いですけど。そして、美しい。クレジットの最後に書いてあるsosoの次の言葉がいろいろなことを示唆しているよう。
「Thank you & sorry.」
ほんと彼らしい。2007年の東京公演に来てくれたかたは覚えているでしょうか?ライヴのはじまりのMCのとき、紙をとりだして彼が言ったことばを。「This is the list of all i know…GOMEN(これがおれの知ってるすべてのことばのリストなんだ・・・ごめん)」。ライヴのはじめにいきなり謝るアーティストは後にも先にも彼だけです(笑)
ラストトラック「for a girl on a faraway hill」のリリックの一節「(you were) remembering the physical capacity to say “i love you”」ということばの意味を、3年ほど経ったいまもずっと考えています。詩人としてのsosoにとって最高傑作と言えるこの作品のリリックはやはりとても暗くてかなしい。「Those days are over」と歌ったまま、彼はまだ戻ってきません。いつかこのつづきが聴きたいものです。
ところで、このフランス盤ほしいひとっているんですかね。もしいそうなら何枚か入荷しようと思います。
The Chicharonesグレイテスト・ヒッツ『Toke City Special Blend』 フリー・ダウンロード!

Josh MartinezとSleepによるゴールデン・コンビThe Chicharones。
ニュー・アルバム『Swine Flew Over The Cuckoo’s Nest』(「One Over The Cuckoo’s Nest=カッコーの巣の上で」と「swine flu=豚インフルエンザ」をかけた変なタイトル・笑)からの新曲「Hi Hey Hello」を含むグレイテスト・ヒッツ・セレクションがフリー・ダウンロード可能です!未発表曲の「Straight Outta Noggin (Xmas Bonus)」も聴ける全11曲入りです。とりあえずDLしときましょう!
ネタ元はおなじみのUGSMAG.COM。
新曲「Hi Hey Hello」はかなりの名曲。アルバムも期待できそうです。
それにしてもThe Chicharones来日からもう4年ですってよ。そりゃ次のワールドカップも訪れるよ。スペイン語の巻き舌がどうしてもできなくて、Sleepに「次くるときまでに練習しとけ」って言われたのを思い出します。
Zucchini DriveのTomのソロ=Speed Dial 7!

先日ベスト・アルバム『Season Finale』をリリースしたCavemen Speakの中心人物にして、Zucchini Driveの片割れであるTom De Geeterのソロ・アルバムが間もなく完成予定!
ここ1年はレーベルMarathon of Dopeの運営に力を注いできた彼が2年をかけて進めてきたはじめてのソロ・アルバム。プロジェクト名は「Speed Dial 7」だそうです。
Cavemen Speak、Gunporn、The World After 4/02 = Zucchini Drive、Nuccini!と、彼が関わってきた数々のプロジェクトにおいて、これまではヴォーカルに重点をおいていた彼がこのソロ・プロジェクトではプロダクションにも力を注いでいます。
2008年に病気など個人的な問題がきっかけで自身の音楽に対するアプローチを考え直す時間を得たことがこのソロ・アルバムへとつながっているようです。ベルギーのバンドHitchのギタリストで、Zucchini Driveのアルバムに参加する友人のMich Decruyenaereや、ベルギーのポストロック・バンドSalvadorのドラマーPieter Blanckeの力を借りて作り上げるサウンドは、これまでの彼の作ってきたサウンドとは違い、60年代サイケデリック・ロックやフォーク、アフリカ・バンバータに影響を感じる80年代ヒップホップやエレクトロファンクなど多様な要素が混ざり合った、よりグルーヴィーな作品のようです。
Marathon of DopeのウェブサイトでSpeed Dial 7のアルバムを作るに際して、影響を受けた曲のリストをあげているので、参考になるでしょう。
Afrika Bambaataa – Renegades of funk
Rare Earth – Hum along and dance
Devo – Gut feeling
The Commodores – Assembly Line
Dennis Coffey – Scorpio
Beach Boys – Wouldn’t it be nice
The Meters – Handclapping Song
Fleetwood Mac – The chain
The Jimi Hendrix Experience – If six was nine
The Pixies – Caribou
Fleedwood Mac – Stand back
Stephen Stills & Manassas – So begins the task
Frank Zappa – Tryin’ to grow a chin, Baby snakes & Jones crusher
ぼく自身、アルバムのうちの4曲のデモを聴かせてもらっただけですが、彼の独特のヴォーカルも加工されていてとても新鮮でした。Zucchini Driveの最新作『Shotgun Rules』のエレクトロ路線のヒップホップ・サウンドをよりジャンルレス、ボーダーレスにしたようなかんじだと思いました。とてもおもしろいです。そのうち1曲は、NomadとElissa P(Christopher Willitsの次のアルバムにヴォーカルで参加しているそうです)のデュエット曲がいいかんじ。
リリースは10月になるそうです。
Marathon of Dope : Notes on Speed Dial 7’s Upcoming Release
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