“現代ジャズ・ギターの皇帝”ことカート・ローゼンウィンケルと数々の歴史的名盤に名を連ねたピアニスト、ジェリ・アレンによる幻の未発表音源が発売。

カート・ローゼンウィンケルと2017年に惜しくも逝去してしまった女流ジャズ・ミュージシャン最高峰の1人といわれた才能溢れる天才ジェリ・アレンが共演したフィルハーモニー・ド・パリの夜が約10年の年を経てリリースされることになりました。ジェリ・アレンはその後もスタジオ・アルバムの制作を熱望していたそうです。残念ながらその願いは叶いませんでしたが、幸いにも録音されていた至高のデュオライブがカート・ローゼンウィンケルとジェリ・アレンのアルバムをリリースしていた今年20周年を迎えるモテマ・ミュージックのジャナ・ハーゼンのプロデュースによりリリースされることとなりました。
 
繊細なタッチで描かれる音像、息の合ったギターとピアノがマジカルに絡み合う緊張感に満ちた高度なインタープレイ、ガーシュウィンのスタンダード「エンブレイサブル・ユー」やセロニアス・モンクの「ルビー・マイ・ディア」など美しさと緊迫感が拮抗する音の対話は、ギターxピアノという編成で録音された演奏の中でも特に注目を集めるものといえます。2012年、多くの人に最高の感動を与えた貴重な音源が遂に陽の目を見ることになります。

収録曲
1. A Flower is a Lovesome Thing
2. Embraceable You
3. Introductions (Geri Allen)
4. Simple #2
5. Ruby My Dear
6. Introductions (Kurt Rosenwinkel)
7. Open-Handed Reach
 
【PREVIEW THE ALBUM】