ジョヴァンニ・チェッカレッリ

ブラジル音楽の生ける伝説、イヴァン・リンスをして「エレガントで静謐。素晴らしいピアニストでありミニマリストだ」と称賛されたピアニスト／作編曲家、ジョヴァンニ・チェッカレッリ。
イタリアの東海岸、アドリア海に面したマルケ州に生まれる。7歳の時にピアノをはじめ、13歳でジャズに目覚める。20代でローマを拠点にイタリアのジャズ・シーンでプロのピアニストとして活動し、トランペット／フリューゲルホルン奏者パオロ・フレスやエンリコ・ラヴァを始め、数多くのアーティストと共演しセッションやレコーディングに参加。
その後、さまざまなジャンルの音楽に接するなかで、音楽的な好奇心に導かれてブラジル音楽に目覚め、リオデジャネイロを訪れる。ブラジルではイヴァン・リンスやダヂと共演し、その成果は『インヴェンタリオ』名義の2枚のアルバムとなり、ラテン・グラミーにもノミネートされるなど大きな成功を収めた。これまでに参加したアルバムは60枚を超え、近年は同郷のバンドネオン奏者ダニエーレ・ディ・ボナヴェントゥラとデュオで2枚のアルバムを録音。ここ日本ではbar buenos airesレーベルからリリースされ、その静謐かつ詩情豊かな楽曲と演奏が、多くの音楽好きを魅了した。
 
 
Giovanni Ceccarelli Website https://www.worldstandard.jp
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