前衛的なセッションで注目を集めていた3人
1st Album Revontuletがついにリリースとなった

ヤマザキタケル Pf, 羽立光孝 Ba, 高野真吾 Dr, 各メンバーのオリジナルが収録
とても強い即興色とその中で作られていく曲の世界観が、さらに曲の深みを高めている
 
1,のピアノオンリーから2,のメロディアスな展開,
3,7のバラードは、それぞれコンセプトの違いがとても興味深く
5,のImproでは彼らならではの自由を伺うことができる。
 
そして実験的ですらある4,や6,の終わりに向かうまで変化し続ける展開は、最早自由という言葉に置き換えられるものはない
 
かれらに聞いたことがある、
音に失敗などある訳がない、どの音も意思を持って鳴らしたものは全て成功なのだと..
そして、特にこのバンドで出すサウンドは何も決めないのだと
 
それをさらに知りたい方は是非ライブを見てほしい..
別の曲かと見まがう程に、それぞれの楽曲が今この時も変化を起こし続けるリアルな臨場感
今回のRecでもほとんどが1stテイクと聞いて納得した
 
このアルバムはあくまでも3人の自由の一旦なのだろう、
しかしそれぞれの曲の心地よさは必ず伝わる一枚になっている
Jazz,World,European,そして日本、それらを自然に思い起こさせる
 
いつ以来か…  これから多いに注目していきたいBandが見つかった

 

収録曲
1. Intro
2. 羽
3. 夏の想い出
4. latency
5. Improvisation
6. B dama
7. 静かな夜が来る