
Goldmund
“In Each Moment”
ゴールドムンド
『イン・イーチ・モーメント』
CD:¥2,970 (税込)
PDIP-6617
2026年10月9日リリース
レーベル:p*dis/Netttwerk
一瞬一瞬を美しく生きるために
「In Each Moment」というタイトルは、仏教尼僧シスター・ダン・ギエム(Sister Dang Nghiem)の講演や著作に由来する。彼女は「無常」という概念についての自身の洞察を、「私たちは一瞬一瞬を美しく生き、そして美しく死ぬことができる」という言葉に凝縮している。このアルバムの制作にあたり、アーティストはこの言葉を常に心に留めていたという。制作の途中で自らの判断に迷い、進むべき道を見失いそうになったとき、何度でも立ち返ることのできる確かな拠り所となったのが、このシンプルでありながら深遠な思想だった。
「In Each Moment」が示す概念は、一見すると明快でありながら、その意味を本当に理解し、自分自身の中で咀嚼するためには、時間と忍耐を必要とする。アルバムに収められた楽曲もまた、そんな「明快さ」を映し出すように生み出された。シンプルなものだからこそ、そこからより複雑で深い何かを探求することができる。そして、その音楽がどのような意味を持つのかは、聴き手がどのように耳を傾け、向き合うかによっても変化していく。
目の前にある音楽をただ受け取るだけではなく、その第一印象の先に何があるのかを、自らの感覚で見つけ出していく。そのために必要なだけの余白と手がかりを、この作品は静かに差し出している。今作は、一瞬一瞬を意識して生きること、そして移ろいゆく時間の中で、自分自身と音楽との関係を見つめ直すための作品と言えるでしょう。
Track listing:
1 Joy Of Giving
2 Clear Light
3 Garland Of White Flowers
4 Here Together
5 Go Not Against The Wind
6 Tree Of Miracles
7 Rainbow Body
8 Suchness
9 Safe To The World
10 All Trials Turned to Worth
11 Of These Windows
12 It is Enough
13 Maitri
14 To Return
Goldmund
ゴールドムンド
米国ペンシルバニア出身で現在はメイン州在住のアーティスト。Goldmund、Heliosの他にもKeith Kenniff、Mint Julepとしても作品を発表し、それぞれの名義にて様々な才能を発揮している。Goldmund名義の作品は、坂本龍一から「…so, so, so beautiful…」と称賛されたことでも知られる。また、妻のHollieとともに、アンビエント・ユニットHarbors、ドリーム・ポップ・デュオMint Julepとしても活動。本名名義ではア ップル、フェイスブック、グーグルなどのCM音楽も幅広く手掛ける人気音楽家。Goldmundとして『Corduroy Road』(2005年)、『the malady of elegance』(2008)、『Famous Places』(2010)、『All Will Prosper』 (2011)、『Sometimes』(2015)、『Occasus』(2018)、『The Time It Takes』(2020)、『Layers of Afternoon』(2025)をリリース。モダンとクラシカルが融合した独特のピアノ・ サウンドはモートン・フェルドマンとブライアン・イーノが出会ったようなサウンドで、シンプルながら深みのある響きを伝えてくれます。2019年にはピ アノの祭典『PIANO ERA』で10年ぶりの来日を果たしています。






