初期ベル・アンド・セバスチャンのきらめきとタマス・ウェルズの繊細さを併せもったフラジャイル・ポップ。
シカゴのインディー・ポップ・バンド、ヴェリー・トゥルーリー・ユアーズのリーダーが描き出す、胸張り裂けるパラディーソ。

2009年リリースの2nd『Autumn Almanac』(2011年にHappy Princeから国内盤がリリース)から約4年ぶりにリリースされた、ファイヤーフライズことライル・ミトニクの3rdアルバム。「夢の中にだけ存在する世界」というコンセプトで作られていた前作の延長線上にあると言える本作のテーマは「夢と記憶の交差点」。清涼感のあるギターと浮遊感のあるシンセを中心に、弱々しくもスウィートなヴォーカリゼーションが一体となり、彼がつねに志してきた「小さな雪玉サイズの宇宙」が詰まった魅力的でドリーミーなインディー・ポップ・マジック。

ありとあらゆる恋の終わりのかたちと、あるいは夢のなかだけでは終わらない恋がやさしく丁寧に歌われており、胸が張り裂けるハートブレイク・フラジャイル・ポップは青さと悲しみを決して忘れたくない人たちのためのもの。オリジナル盤はインディー・ポップ・ファンがみんな大好きなシアトルのレーベルJigsawからのリリースです。カジヒデキもプッシュする香港の“渋谷系”男女ポップ・デュオMarshmallow KissesのEdine(Tramgirl Karaoke Club)が数曲ヴォーカルで参加。

 

*国内盤のみ歌詞対訳/ボーナストラックのダウンロードコードつき

 

Track listing:
1. Everything is Ending
2. A Chance Someday
3. Hiding Away
4. Fourth of July
5. Staring at the Starlight
6. Kira-Kira
7. Cartoons
8. If I Tell You
9. September
10. I Thought I Knew
11. Rêve
12. Seventy-Seven