冥丁×菅原悳 『泉涌』東京公演
12月20日(土)・21日(日)の二日間にわたり、
冥丁の最新作『泉涌』の東京初公演が、空間演出家・菅原悳との協演により、Dowelにて開催決定。
大分県は別府市の温泉郡を巡回する中で生まれた「泉涌」。
リリース後には日本各地でレコード鑑賞や座談会を催してきましたが、公演という形式で演奏するのは湯布院以降では今回が初となります。
この「泉涌」という藝術的音楽題材の構成要素を紐解き、
空間演出家である菅原悳の考察を交えた上で演奏される本公演は、こと東京といった喧騒の中でこそ静寂とともに厳かに響くでしょう。
本公演は、両者二名の活動コンセプトに通底する、
過去と今という時間軸を結合した特異な場「Dowel」にて執り行います。
けぜわしい師走の候ではございますが、
本協演が皆様の心に刻まれますことを願っています。
関係者一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
■開催日時:
12月20日(土) / 12月21日(日)
各回 16:30 開場 / 17:00 開演
定員 各回40名
■会場 : Dowel (東京都小平市たかの台 38-4 1F)
※西武国分寺線鷹の台駅より徒歩3分
■チケット:¥13,000(税込)
• 甘酒などドリンクのご提供(予定)
■演者 : 冥丁
■企画・構成・会場ディレクション : 中島康一朗
■空間演出・アートディレクション : 菅原悳
■メインビジュアル:山﨑萌子
■音響デザイン:合同会社 Herbay
■撮影:Atelier 5 Elements
■公演内容
17:00 ~ 18:00 冥丁『泉涌』公演
18:15 ~ 20:00 座談会 (冥丁本人による作品紹介、解説)
20:00 ~ 20:30 物販紹介 (LP/CD/写真集等)
*上記タイムテーブルは暫定となります。
■チケット販売 Peatix
■注意事項
専用駐車場はございません。お車でお越しの際は、近隣のパーキングをご利用ください。
■お問合せ
Dowel インスタグラムメッセージにてお願いいたします。(担当者宛)
■協力:KITCHEN. LABEL、Inpartmaint Inc.
【冥丁】
日本の文化から徐々に失われつつある、過去の時代の雰囲気を「失日本」と呼び、現代的なサウンドテクニックで日本古来の印象を融合させた私的でコンセプチュアルな音楽を生み出す広島在住のアーティスト。エレクトロニック、アンビエント、ヒップホップ、エクスペリメンタルを融合させた音楽で、過去と現在の狭間にある音楽芸術を創作している。
これまでに「怪談」(Evening Chants)、「小町」(Métron Records)、「古風」(Part Ⅰ,Ⅱ&Ⅲ)(KITCHEN. LABEL) などによる、独自の音楽テーマとエネルギーを持った画期的な三部作シリーズを海外の様々なレーベルから発表し、冥丁は世界的にも急速に近年のアンビエント・ミュージックの特異点となった。
ソロ活動の傍ら、Cartierや資生堂 IPSA、MERRELL、Nike Jordan、HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEなど世界的に信頼をおくブランドから依頼を受け、イベントやキャンペーンのためのオリジナル楽曲の制作も担当している。
【菅原悳】
幼少期から親しんだ「いけばな」の技術と精神をもとに、花に関わる様々な提案をはじめ、昨今では空間や場を整え、演出を施すといった”室礼”を主として活動。
主に、幕末期以降の古物や近代になって波及したマテリアルなどを空間構成のギミックとして取り合わせることで、現代的な解釈を交えながら過去と現代の結合を主題とした演出を得意とする。それらは決して煌びやかで華やいだものではないが、心洗われるような独特の緊張感と詩情に溢れている。
個人の表現の専心として、2027年にはオーストリアやベルギー、またチェコなどの欧州諸国での個展を控えている。






