月の光も入り込まない夜の深い時間 — moonless
眠れない夜、または眠りたくない夜に聴く一枚。

 

2019年に発表したアルバム『SHE WAS THE SEA』が「現代におけるソロ・ピアノの、聴きやすさと深みを持ち合わせた傑作」と評された俊英ピアニスト、横山起朗の新たなソロ・ピアノ作品。
 
 
「夜を主軸として作曲するのが好きなのですが、その途中の休息でBARにいくことが良くあります。そこで、バーテンダーさんとの色々な会話を一つの記憶として、”after dark”というタイトルで映像をアップし、その映像のために、いくつかのピアノ曲を収録しました。それを編集し1枚のCDにまとめたのが本作です。部屋のどこかから聞こえるような、室内の音をなるべくそのままにし、パーソナルな響きを残した音になっています。」 ―― 横山起朗
 
 
<収録曲>
 01. after dark
 02. soli I
 03. melt
 04. wilca
 05. soli II
 06. timeless
 07. sizu
 08. unsung hero
 09. soli III
 10. moonless
 11. one last favor
 
All compositions by Tatsuro Yokoyama
 
 

 

夜をイメージした深い黒色の特製ボックス仕様のパッケージの中には、CDとブックレットが収められています。
ブックレットには、アートワークを担当したグンジキナミによる、夜のBARの写真が掲載されています。
ずっと続く夜をイメージして蛇腹式になっており、写真を手にしつつ、聴いてほしいというアーティストの願いがこめられたデザインです。