時代を分けたFrack Oceanによる2016年の傑作’Blonde’以降で最も突出したオリジナリティ。
ミシガンで綴られる、ひとりの青年の手記のような、ひっそりとした佇まいの名盤がここに。
自由な孤独と、深い繋がりを同時に求める様な、
探究心と情熱に満ち溢れた目の奥に秘めた、香り高い蜜の輝き。
神出鬼没、予想不可能なサウンドメイキングと、甘く芳醇なメロディー、圧倒的な魅力を携えた声。
Jamese BlakeやA$AP Rockyとの邂逅により、音の強度と解像度を増した近年のFrack Oceanの影響を感じさせつつも、壊れそうなほどに感情を詰め込んでいるのに、 驚くほどポップで何度も聴きたくなる妙なバランスをキープするその音楽性は、彼が敬愛するFeistやSufjan Stevensらの ≪狂気と隣り合わせ≫ の音楽へのやさしい眼差しに似たなにかを感じ取ることができる。
2018年に配信のみでリリースされ、その後、自身のウェブサイト限定でリリースした僅かなヴァイナルを除いて、一般にはフィジカル化されていなかった傑作が日本限定ではじめてCD化される。
Track listing:
1. Drift
2. Starfruit LA
3. Starfruit NYC
4. Jet Stereo
5. Windbreaker
6. Rocket
7. Suzuki Peaches
8. Fuji Unlimited
9. Screw Wave
10. Juno
11. Gusher
12. Baby Boy
13. Arboretum
14. Daisy
Choker
チョーカー
米国ミシガンを拠点に活動するシンガーソングライター。楽曲のほとんどを自身でプロデュースした2017年の1stアルバム’Peak’が様々なメディアで話題となり、フランク・オーシャンを引き合いに語られるその魅力的な歌声にも注目が集まった。
その僅か1年後に発表した’Honeybloom’では音響やソングライティングがよりブラッシュアップされ、よりサイケデリックに進化した新たなその音楽性は、SNSや音楽媒体を中心に幅広く絶賛される。
2019年は自身初となるツアーに加え、11月にはTyler, the Creator主宰の人気フェスCAMP FLOG GNAWにも出演が決定している。