日本が世界誇るポップデュオ、テニスコーツの本年度初となる最新作が、オーストラリアのChapter Musicよりリリース。唯一無比のグルーヴを持つ多面体ドラマー高橋幾郎(High Rise、不失者)と共に札幌で録り上げた、これぞエレクトリック・テニスコーツ!

さや(ボーカル/キーボード)と植野隆司(ギター)によるテニスコーツ。心に残るメロディーと、緩さと激しさの絶妙なバランスが保たれたサウンドの中に、きまぐれなユーモアをちりばめながら、15年以上に渡り活動・リリースを続けている。これまでテニスコーツのアルバムは、テニスコーツでのリリースに加え、スコットランドの伝説のインディー・ポップバンドThe Pastels、オーストラリアの音響アーティストLawrence English、スウェーデンのエレクトロ・アコースティック音響トリオTape、アメリカのアウトサイダー音楽家Jad Fairなど、海外のアーティストとの現地での共同制作、コラボレーション作品も多くリリースしている。

本作、『All Aboard!(オーラボード)』では高橋幾郎を迎えて制作が行われた。高橋幾郎は、High Rise、不失者、マヘル・シャラル・ハシュ・バズ、渚にて、Che Shizuなど、70年代中期から日本アンダーグランドミュージックシーンで数々の伝説のバンドで活躍してきたドラマーである。テニスコーツと高橋の出会いは、2002年にテニスコーツが高橋が住む北海道・札幌でライヴを行い、一緒に演奏したことから始まる。そして2005年に、テニスコーツが札幌在住のオーストラリア人Richard Hornerのスタジオでレコーディングを始めた際に、高橋も参加。その後2009年まで、毎年数回札幌を訪れ本アルバムを完成させていった。

このアルバムはテニスコーツのこれまでの作品の中でも、最もロックなアルバムである。植野のサイケデリックなギターと高橋の緩急のアクセントが絶妙なドラム、そしてさやの暖かなキーボードやすぐに口ずさみたくなるユニークなメロディーが、リラックスした雰囲気の中で、暖かく、緩く、壮大に繰り広げられる魅力的なアルバムとなっている。

*アートワークは、人気絵本作家の荒川良二氏による書き下ろし。

 

Tracks
1. Korogari Mario / ころがりまりお
2. Mosha Mosha Mo / もしゃもしゃも
3. Hoochi Chikoo Man / 風致地区マン
4. Shinjitsu Pan / 真実パン
5. Simple Re / シンプル・リ
6. Stones In The Boot / ブーツの中に石がある
7. Letitino / レティティノ
8. Shinjitsu Pan 2 / 真実パン2
9. Yume Wa Sukkiri / 夢はすっきり
10. 20arms / トウェンティ・アームス