Smile Down Upon Us
“Smile Down Upon Us 2”
スマイル・ダウン・アポン・アス
『スマイル・ダウン・アポン・アス 2』
¥2,000+税
YAIP-6034
発売日:2015年7月12日
レーベル : Yacca
UKエレクトロニカ~ポストロック界の重鎮、Keiron Phelanと日本人実力派女性シンガー/トラックメーカー、moom瑠 aka moomLoooによる、おとぎ話エクスペリメンタル・ポップユニット、スマイル・ダウン・アポン・アスが7年振りとなる待望の2ndアルバムを完成!!
UKエレクトロニカ~ポストロックシーンの重鎮Keiron Phelan(Phelan Sheppard, State River Widening)と、日本人女性シンガー/トラック(ストーリー)メーカーmoom瑠(ムームル)aka moomLoooによるデュオSmile Down Upon Us(以下、SDUU)。2006年にマイスペースで知り合いSDUUを結成。当初はPhelanの長年のコラボレーターであるDavid Sheppardも在籍したトリオとしてスタート。ファイル交換のみで制作した1stアルバム「Smile Down Upon Us」を2008年に英Static Caravan、日本Yacca よりリリース。おとぎ話のようにドリーミーで浮遊感溢れる独創的な彼らのサウンドは、Rasmus Stolberg (Efterklang)、Psapp、Tunng、トクマルシューゴ etc…らも称賛し、UK、ヨーロッパ、日本のエレクトロニカシーンで話題を呼び、高い評価を受けました。
そして2015年、前作より7年振りとなる2ndアルバム『Smile Down Upon Us 2』が遂に完成。本作ではPhelanとmoom瑠の2人が中心となり制作され、Sheppardはソロ名義のSnow Palmsやライター活動に専念するためサポートメンバーに廻りながらもギターやパーカッションでSDUUサウンドを全面的にバックアップ。さらに、PhelanとのユニットLittlebowやソロ名義のIsnaj Duiで活動するチェリストKaty English、flauやhome normalレーベルよりリリースをするOrla Wrenなど、UKのアンビエント~エレクトロニカ~ポストクラシカルシーンの実力派アーティストたちが強力にアシスト!
アコースティックギター、ピアノ、フルート、パーカッション、チェロ etc…の様々な生楽器、フィールドレコーディングやエレクトロニクスのアンビエント・サウンド、moom瑠のスウィートでアクロバティックなヴォーカル、それと対照的なPhelanのバリトンボイスが、繊細に、大胆に、複雑に重なり合いながら繰り広げるインストゥルメンテーション。そこには、そよ風のような軽やかさと、子供のような無邪気さ、そして目眩がするほどカラフルな色彩と煌めきが満ち溢れています。また、英語と日本語の両方で歌われる言葉遊びのようなフレーズや、芋虫が自分の家でもある葉っぱを食べ過ぎたので、また新たな葉っぱを探す旅にでるという物語(Tr.6 – Gusano’s Travels)の曲など、歌詞の方も想像力溢れる世界観を展開。Tr5-Butterfly Morningは、サム・ペキンハーのウェスタンムービー「砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード」(1970年)のサウンドトラックのカヴァー。
生楽器をふんだん使ったオーガニックなフォークトロニカや、フィールドレコーディングから生まれるリズムやストレンジなエレクトロニクスはThe Books、Mum、Tunngら彷彿させつつも、それのどれとも似ていないオリジナリティー溢れる音世界を確立したSDUU。彼らの夢の世界に何度も何度も浸りたくなるようなハッピーでドリーミーな極上のアコースティック・エクスペリメンタル・ポップ・アルバムです!
Track List :
1.One Feathered Shoal
2.Took By Crows
3.Magical Breath
4.Dance With The Silver
5.Butterfly Morning
6.Gusano’s Travels
7.Dragon Song
8.Millwall
9.Powam Song
Smile Down Upon Us
スマイル・ダウン・アポン・アス
【Smile Down Upon Us(スマイル・ダウン・アポン・アス) バイオグラフィー】
英国エレクトロニカ~ポストロックシーンの実力派ベテランアーティストKeiron Phelanと、日本人女性シンガー/エレクトロニカアーティストmoom瑠によるデュオ。1stアルバム『Smile Down Upon Us』(Static Caravan / Yacca)を2008年にリリース。2015年の最新2ndアルバム『Smile Down Upon Us 2』は英Where It’s At Is Where You Areよりアナログ、日本YaccaよりCDでリリース。
<Keiron Pheran(キーロン・フェラン)>(写真上)
イギリス人マルチ奏者。1996年から活動するUKエレクトロニカ~ポストロックシーンの重鎮。David SheppardとのユニットPhelan Sheppard(Leaf)や、Jon Steeleを加えた3人組ユニットState River Widening(Rocket Girl,Vertical Form)、Ketie EnglishとのユニットLittlebow (Second Language)など数々のプロジェクトでアルバムをリリース。その牧歌的でメロディアスな独自のサウンドは、英国、ヨーロッパのプレスで高い評価を受け、若手アーティスト達にも多大な影響を与えている。
<moom瑠(ムームル)aka moomLooo>(写真下)
福岡出身の女性アーティスト・シンガー。現実と幻想が浮遊する物語の視点から、視覚と聴覚を超えた音風景を模索するソロプロジェクト。自身によるインスタレーション、パフォーマンスアートや映像とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。2005年初のフルアルバム「qoo気めくり」(CLAY)をリリース。「childisc vol.8」(Childisc, 2004)、「v.a. / Metallic love」(CLAY, 2006)、 「電電オバケカーニバル」( Magic book records, 2006)など数々のコンピレーションにも参加。Smile Down Upon Usのアルバム制作の為、ソロ活動はしばらく休止していたが、ただいま新曲を制作中。