現代エレクトロニック・ミュージックの先導者であるドイツ人サウンドアーティストAlva Notoが手がけたサイモン・ストーン演劇作品のサウンドトラック。リスナーを感情の緊張と解放の音の旅へと導くミニマル・アンビエント作品。

ウィーンのブルグ劇場アンサンブルによって上演されたサイモン・ストーン作の演劇作品「Komplizen」のためにアルヴァ・ノトが制作したサウンドトラックを、自身が主宰するレーベル<NOTON>よりリリースする。
 
アルバムのタイトル『Kinder Der Sonne』は、1905 年のロシア革命を背景に書かれたマクシム・ゴーリキーの戯曲『太陽の子供たち』に由来している。ノトがサウンドトラックの制作に携わるのは、坂本龍一との共作した2015 年の『レヴェナント』以来の仕事となり、今回はスクリーンではなくステージに雰囲気のある音で彩りを与えた。
 
冷たさと暖かさの両方を感じさせるフィーチャリスティックなデジタルサウンドや幻のように儚げなピアノのフレーズを最小限ながらも複雑に配置し、まるでゆったりと海を渡るかのような流動性とロマンティックな要素も包含した神秘的かつ崇高な音の世界が構築されている。リスナーを感情の緊張と解放の音の旅へと導くミニマル・アンビエント作品。
 
CDパッケージは縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様。

 

Track list :
1. Kinder der Sonne – Intro
2. Verlauf
3. Die Untergründigen
4. Sehnsuchtsvoll
5. Ungewissheit im Sinus
6. Kinder der Sonne – Reprise
7. Unwohl
8. Sehnsuchtsvoll – Reverso
9. Ungewiss
10. Aufstand
11.Die Undergründigen – Redux
12. Virus
13. Son
14. Nie anhaltender Strom