日本とフランスが一人のアーティストで結ばれる!!
エディット・ピアフのレパートリーをフランス語で創唱した、CAMIYUのパリツアーを鑑賞できて喜びを感じました。このツアーのクオリティを評価しました。そこで、ピアフの最後の作詞家の一人、ミシェル・リヴゴーシュが作詞し、私が作曲した歌を創唱して欲しいと、私は彼女に提案しました。それらの歌を彼女は気に入ってくれましたので、私は彼女が持って生まれた才能で、それらを創唱してくれることを心から願っています。ありがとう、CAMIYU。     ジャンピエールストラ

フランス人ならその名を聞けば誰しもが歌声を思い浮かべる。そんな歌手が、エディットピアフです。近年日本でもあの大竹しのぶが2011年以来舞台でその人生を演じていて、多くの方々の関心も高まっています。その大竹よりもずっと以前にピアフに魅せられたのがこのアルバムをリリースするCAMIYUです。アーティスト情報にあるように10年間のパリでの滞在を通じて、パリで数々のライブステージに立ったCAMIYUを観たフランスでは著名な作曲家ジャンピエールストラがCAMIYUのステージに魅了されました。そしてピアフに数々の詞を提供していた作詞家ミシェルリブゴーシュと共に創った未発表の楽曲の数々をCAMIYUに託したのです。まさにこのアルバムは時代を超え、国を超えて、一人のアーティストによって命を得て生み出された画期的なアルバムです。全曲フランス語で唄われている楽曲の数々は様々なアレンジによってそのキャラクターを変えて一人の女性の恋の人生を描き出しています。それはまたフランス映画のように聴くものの心に映像と物語が浮かんでくるかのようなのです。曲だけでなくフランス音楽ファンにとってはたまらないのはその詞の世界。しっかりと対訳もついているのでゆっくりと味わっていただきたい。

 

収録曲
1.On n’a jamais trop d’amour  愛しすぎるなんてない
2. Quand on aime un salaud  ゲス野郎を好きになったら
3. À chaque fois qu’on aime   愛するたびに
4. L’amour sans la fleur 花のない愛
5. Les collections          コレクション
6. Les dinosaurs          恐竜
7. On aime se sentir aimée   愛を感じることが好き
8. Ils sont escaladé l’amour   愛のボルタリング
9. Ce qui compte pour les hommes 男にとって大事なこと
10. À quoi ça tient un amour   ちょっとしたことから恋

【PREVIEW THE ALBUM】

 

CAMIYU

カミユ

モダンダンサーであったCAMIYUは、1999年に文化庁によりパリに2年間研修派遣される。そこで彼女はパリの街に魅せられるとともにエディットピアフというアーティストに出会う。研修期間終了後もパリに住み続けること10年。パリでライブ活動を続け、ヨーロッパ各地でもステージ活動を拡げ活躍。2008年に帰国後はダンス公演や、映画出演、舞台演出プロデュースをする傍ら自らもステージでピアフの世界をテーマにシャンソンを歌い続けている。 https://www.camiyu.com/plofile