サイケデリック/ポップ/チル/メロウ/フレッシュをキーワードに、独自の視点で音楽をセレクトする『幻の湖』のコンピレーション第2弾が登場!今回のテーマは “ 水 ”。様々な形態に変化する水のように、第六感を刺激する<幻の湖>的チルアウト・ミュージックを提示します。冥丁、ゑでぃまぁこん、Kin Leonn、Blahmuzik、Kota Yamauchi の ここでしか聞けない書き下ろし新曲を多数収録!選曲・監修:寺町知秀(HMV / 幻の湖)

 

かつて HMV 立川店内に誕生した、独自の視点で音楽をセレクトする名物コーナー『幻の湖』。現在そのコーナーは惜しまれつつも姿を消しましたが、2017 年に HMV限定コンピレーション『幻の湖』として復活。アンビエント/ニューエイジ〜バレアリックの潮流を鮮やかに捉えた珠玉の選曲は、日本の環境音楽にフォーカスを当てた話題のコンピレーション『Kankyō Ongaku』の選曲者スペンサー・ドーラン(VISIBLE CLOAKS)、 嶺川貴子、マーク・マグワイア(ex. エメラルズ)らに高く評価され、また STRUGGLE FOR PRIDE 今里氏の「201H8 に聞くべき 10 枚」の 1 枚として選出されました。
 
コンピレーション第2弾となる今作のテーマは “ 水 ”。雨、川、雫、霧、氷など、様々な 形態に変化する水のように、第六感を刺激する<幻の湖>的チルアウト・ミュージックを提示します。本コンピレーションのエクスクルーシヴトラックとして、デビューEP が Pitchfork2018 年度「The Best Experimental Albums」に選出された国内アンビエントシーンの新星・冥丁、姫路の極上アシッド・フォークバンド・ゑでぃまぁこん、 サンプラーを駆使してフリーフォームに空間を操る孤高の鬼才・Blahmuzik、quaeruや折坂悠太のバンド編成 “ 重奏 ” のギタリストとしての活動でも知られるKota Yamauchi、そして注目のアジアのインディーシーンよりシンガポールの若き才能・Kin LeonnがYeuleをフィーチャーした楽曲など、ここでしか聞けない書き下ろし新曲を多数収録!マスタリングは畠山地平(Chihei Hatakeyama)が担当。
 
「ゆるやかで穏やかな、水の流れから、音の神秘が沸き上がるような、あるいは山の小道で太陽を浴びながら一人彷徨うかのような、そんな感動がある。 幻の湖に写るアンビエントミュージックは現代の何を照らすのか。何もかもが細分化されつつある現代社会にあって、アンビエントミュージックは統合を目指しているかのようなシーンの動きを感じる。あらゆるジャンルを飲み込みながら、開拓者のごとくフロンティアを目指す。幻の湖はそんな現代のアンビエントの流れが俯瞰できるグッドバイブス溢れるコンピーレションアルバムとなっている。ぜひ多くの人に手にとってもらいたい。」- chihei hatakeyama –
 
「聴いているうちにタクトを握る選者の一部になるように曲同士が溶けていった。水の匂いはするが流れていない、確かに湖。いくつかの歌声の波動で揺らぐ水面を追いかけているうちにそれが音なのか形なのかわからなくなる。またあそこに羽を休めにいきたいと思う。」- Shhhhh –
 

Track list :
1. 冥丁 / 晩夏 *
2. Leo Svirsky / River Without Banks
3. Kin Leonn / Endless *
4. Ruth Garbus / Strash
5. Khotin / Water Soaked in Forever
6. Kota Yamauchi / Mellow Dive *
7. Fahmi Mursyid / Denting (Rösler Piano 50’s)
8. John Jacob Niles / The Turtle Love
9. Unknown Mobile / Copper Bird Bath (feat. CFCF)
10. Markus Guentner / Chromatic Fields
11. ゑでぃまぁこん / 水 *
12. Mike Cooper / Po Mahina
13. Sandro Perri / Family Tree
14. K. Leimer / Facing East
15. Blahmuzik / “Untitled” 7 *
* Exclusive Tracks