謎に包まれた魅惑のレーベルが日本で初めて独占流通を開始。
テキサスの秘境、Dolfin Recordsの秘密兵器 FEAR GORTA がついにデビュー。

 

アニコレやダープロが一番尖っててヤバくて危なかったときの感覚、覚えてますか?
最近、脳みそがヒリヒリする音、聴いてますか?
 
additional musicians:
(Liv).e  +  Juuwah  +  Eton  +   RAMI  +  Jon Bap
SPK  + Billie de Welcome to Heck  +  Blaque Dynamite
Jackie Whitmill  +  DOMi  +  JD Beck  +  Martin Morgan +  Marie BaBoone
 
production: Ben Hixon + hangry wendigo
 
art design: Welcome to Heck + Ghost Drank
 
domiciliary council:
LORD BYRON  +  Yung Hebe  +  Eton  +  Nasi
Barbos  +  Maggie  +  Margos  + Wilson
 
アルバムの詳細はこれだけ。しかしこれで十分と言えよう。USアンダーグラウンドシーンに興味があるものや、Dolfin Recordsという名前に覚えのあるものからすれば、これ以上の素晴らしい情報はない。
これはPitchforkでさえDirty ProjectorsとD’AngeloとAphex Twinを同時に引き合いに出す無茶苦茶なミュータント音楽家 Jon Bapが参加した作品である。
サイケデリックで自由奔放でブルージーでノイジー。ヒップホップからファンク、ゴスペルからラップ、ジャズからハードコア、IDMやエレクトロニカまですべてが創造の海の中で融解したどろどろの生命体の様な音楽が、テキサスから聴こえてくる。
FEAR GORTAのデビューアルバムは、ノイズ、ブルース、ドラムンベースからジャズ、ソウル、ロック、フォークに至るまで、あらゆる音楽を参照し、ぶっ壊して行く。
 
ぜひ、先行シングル”note to self”と”edgin”を聴いて頭を吹っ飛ばされてほしい。Dolfin Records印としか言いようの無い、ぶっきらぼうでコズミックなゴーストファンク。甘く憂いのあるFEAR GORTAの歌声が、つやつやのメタルの上で漏れ出し滑るオイルの様に、妖しく煌めく。マシーンと人間の営み。そこに情報はない。流れ出す液体を留めておくことはできない。溢れてしまう前に、この音楽を受け入れてしまえばいい。

 

 

Track listing: 
1. meeting the fetch
2. note to self
3. turned inward
4. lesgo
5. lost in translation
6. call me
7. true dark
8. apologie
9. my name is enemy
10. edgin
11. stick around
12. unnatural thing
13. led astray
14. faegames
15. flowers
16. i was never not running
17. (the path)