注目の新世代アジア音楽シーンより、「シンガポールのアンビエント・ボーイ」こと、キン・レオンのデビューアルバムがKITCHEN.LABELよりリリース。

 

現在はロンドンに拠点を置く、シンガポール人新世代アーティスト、キン・レオンが、シンガポールのエレクトロニカ〜ポストクラシカル最重要レーベルKITCHEN.LABELよりデビューアルバムをリリース。これまでにエレクトロニック・アンビエントユニット”midst”のメンバーとして、また、様々なジャンルを融合させるDJとしてもアンダーグランドシーンで活動を行い、「シンガポールのアンビエント・ボーイ」という愛称で知られてきたキン・レオンが満を持しての1stアルバムを完成させました。都市の不純物を、精神の調和をはかるピースフルな自己発見へと変化させる過程を通し、彼の前意識にあるフレーズの泉やイメージやある種の瞑想などからアイデアを取り入れたという本作。アルバムの大部分をアップライト・ピアノや深いリヴァーブのかかったギター、シンセサイザー、ソフトウェアの楽器などで録音し、後にオーガニックな要素と人口的要素の間に緊張感を持たせるためデジタルサウンドを付け加えていくという制作工程。
 
共鳴が美しいサウンドスケープからアトモスフェリックなビートトラック、静かなピアノのエチュードまで、さまざなまスタイルを取り入れながらも、どこまでもドリーミーでメランコリックな雰囲気が全体の隅々まで満ち渡り、アルバムがまるで1曲の作品のようにも感じる、流麗でシネマティックなアンビエント・サウンドです。
 
マスタリングは、A Winged Victory for the Sullenのコラボーレーターとしても知られるイタリア人ミュージシャン・エンジニアFrancesco Donadelloが担当。

 

Track listing:
1. Skin
2. Shinrin-yoku pt1
3. Shinrin-yoku pt2
4. Desire #9
5. Somewhere
6. Visionary
7. Detached
8. There were days
9. Noumenal
10. Nightlight