「フォークトロニカ」の語源ともなったUK随一のポップ・バンドTunngがかつての魔法を取り戻すべく オリジナル・ラインナップでつくりあげた復活作!

2005年にアルバム『Mother’s Daughter And Other Songs』でデビューし、エレクトロニカをまとったフォーキー・ポップ・サウンドで一世を風靡したTunng。彼らのサウンドは当時フォー・テットなどとともに「フォークトロニカ」というタームの元にもなりました。サム・ジェンダースとマイク・リンゼイ(ローラ・マーリングとのプロジェクトLUMPでリリースしたばかり)というすばらしいソングライターのツートップによる良質なソングライティングがTunngの最大の特徴でしたが、2007年にリリースした3rdアルバム『Good Arrows』を最後にサム・ジェンダースが脱退。その後もTunngはマイク・リンゼイを中心に、よりアコースティックなフォーク・ポップへと作風を変えながら活動をつづけてきました。
 
そして、誰もが待ち望んでいた作品が届けられました。サム・ジェンダースを再び加えたTunngオリジナル・ラインナップでのニュー・アルバム。
 
「ぼくらはオリジナル・ラインナップでTunngのアルバムを作りたかった。初期のアルバムにはほんとうに“魔法”が存在していた。この作品のなかでぼくらは再びその魔法を手にしたかったんだ」とマイク・リンゼイは語ります。
 
Tunng脱退後、エレクトロニック・ポップ・バンドDiagramsで活動していたサム・ジェンダースの帰還はTunngにエレクトロニカ要素を再びもたらしています。1st『Mother’s Daughter And Other Songs』をよりエレクトロニックにしながらもその牧歌的幻想性は失われていません。Tunngに戻ってきたサムの優しい歌声。女性シンガー、ベッキー・ジェイコブスとの男女混声ヴォーカルの美しいハーモニー。親密さを感じさせるアレンジと中毒性のあるメロディー。そして緻密なビートとリズム。過去の栄光の焼き直しでは決してなく、新たなTunngのサウンドの探求の結果、確かにかつてのポップの“魔法”を取り戻したといえるでしょう。音楽でつながる絆。またここからはじまります。
 
国内流通盤のみボーナストラック1曲のダウンロードコードつき。
 

 

Tracklist
1. Dream In
2. ABOP
3. Sleepwalking
4. Crow
5. Dark Heart
6. Battlefront
7. Flatland
8. Nobody Here
9. Evaporate
10. Like Water
11. Dream Out