光と影、喜びと哀しみのポートレイト、またはハッピーとブルーの両岸に架かる橋……。
ビーチ・ボーイズに代表されるポップ・ミュージックの魔法と普遍的な魅力を備えた、才能豊かなフランス人シンガー・ソングライター&ピアニスト待望の新作。

ドビュッシーやガーシュウィン、ニール・ヤングやロバート・ワイアットを愛するという彼ならではの、どこか翳りを帯びた和音と内省的で切ないメロディーを、ピアノやストリングスでシンプルかつ流麗に、時にフォーキーなアレンジで聴かせる名作の誕生。
ビーチ・ボーイズ『Friends』とベン・ワット『North Marine Drive』を結び、ジョニ・ミッチェル『Blue』やトッド・ラングレン『Runt. The Ballad Of Todd Rundgren』、ニック・ドレイク『Bryter Layter』などを彷彿させる静謐な「青のアルバム」として賞賛されたデビュー作『The Songs Remain』の感動から3年、遂にセカンド・アルバムが完成!

姉カミーユとのヨーロッパ・ツアーや、2013年TOKYO JAZZでの来日などでメディア露出が増え、その色気のあるルックスも含めてここ日本でも着実にファンを増やし注目を集める中、トゥールーズの田舎にただ一人籠りながら作り上げたという珠玉の12曲を収録した最新作。ソングライターとしてだけでなく、シンガー/パフォーマーとしても一段とその実力に磨きがかかった、間違いなく出世作となるであろう深く心動かされる傑作が、デビュー作に続いて橋本徹(SUBURBIA)監修のアプレミディ・レコーズよりリリース!

(国内盤ライナーノーツ:村尾 泰郎)

 

 

Track listing:
01. Tiny
02. The Longest Night
03. I Don’t Know Why
04. Soleil Libre
05. Lord
06. Kamakura
07. Along With My Son
08. Before And After
09. Listen
10. The Promise
11. Somewhere I Found You
12. After