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FEATURE


TACER AMC INTERVIEW

1、 まず最初に自己紹介をして下さい。そしてどのようにして音楽制作をすることを始めたのですか?

Alex Donald:こんにちは、Tracer Amcのべーシスト Alex Donaldです。北アイルランドのベルファストでおもに活動してます。最初バンドを始めたのは1999年に僕とギターのJonny Asheなんだ。その6ヶ月後にドラムのKeith Winterが参加して、2000年には7インチシングルをリリースした。そして1年後にギターのMichael Kinlochが参加して僕達は遂に2003年3月にデビューアルバム"Flux and Form"を出す事が出来たんだ!


PLOP: あなた達は"We Love Records"というレーベルを運営していますね。どういった経緯でレーベルを始める事になったのですか?


Alex Donald:最初2000年に7インチシングル"Song For Amber and red / A Satellite Wish"をリリースするためにレーベルを始めたんだよ。僕達のCDを出してくれるところを待つような事はしたくなかったので、自分達のペースで作品を作るためにレーベルを始めようと前から決めていたんだ。始めた3〜4年間はConstellationとかdiscord Touch and Goを扱うsouthern recordsの為の小さなディストリビューションとして運営してたんだけど、結局は僕達がバンドとして続けてきた事と両立するための資金は調達する事は出来なかったよ。


PLOP: 自分達のレーベルから他のアーティストを見つけてきてリリースする事は考えていますか?


Alex Donald:2001年にワシントンD.C.の"Diastemata"というバンドの7インチシングルをリリースしたことがある。MeadeがギターでPatrickがドラムなんだけど、僕らは彼らの曲をウェッブサイトで聴いていてとても気に入って、直接メールを送って音源をリリースしたいって聞いてみたんだ。本当のところ彼らはMud Memory Records (El GuapoのJustinが運営するレーベル)からリリースが決まっていて、CDのレコーディングもやっていたんだ。だから僕達はヨーロッパ流通の7インチを出す事になった。それ以降、僕達はTracer AMCの活動がとても忙しくて、他のバンドのリリースはしていないなぁ。
でもどうしてもリリースしたいバンドが現われたらぜひ出したいと思ってる。


PLOP: あなたが作る際に影響を受けたアーティストを教えて下さい。

Alex Donald:いつもこの質問に答えるのはまいるよ。いつもいろんなジャンルの音楽を聴いてるので答えにくいなぁ。でもTortoiseとかSlint,Televisionの音楽に対する考え方にはちょっとしたインパクトを受けたよ、だから僕達のバンドスタイルにも似ていると思う。サウンド的にはMary Timony (Helium)やAshBowie (Polvo)のギタープレイにはとても大きな影響を受けているよ。


PLOP: あなた達の最新アルバム"Islands"はとても美しいアルバムだと思います。このアルバムのコンセプトは何ですか?そしてそのタイトルの意味は?

Alex Donald:僕達は2枚のアルバムをレコーディングした。"Flux and Form"はここ数年間の集大成的な作品で曲の骨組みを短い間隔で細かくレコーディングした"Islands"とは若干サウンドが違ってるんだ。モIslandsモは基本となる部分を作ったあとにKeithのドラムを録音したんだ、でもこれはとても複雑なアルバムで一度基本の骨組みを作ってからじゃないと他の楽器の録音をすすめる事が出来なくて、とても多くの要素を含んでる。だから一度ヘッドフォンで聴いてもらう事を想定して作っている。
"Islands"はアルバムの中の曲として提案したタイトルだったんだけど、僕はアルバムタイトルとしていいんじゃないかって思ったんだ。様々な解釈を想像させていてる。僕は一種の閉息感を表現してると思うんだ。


PLOP: 北アイルランドやベルファーストの音楽シーンについて教えて下さい。

Alex Donald:北アイルランドのミュージックシーンはベルファースト周辺を中心としている。様々なシーンが変化し続けているのでロンドンベリーではたくさんの面白い音楽が出てきているよ。そんなに多くのレーベルは無いけど、F獲lt, Howl RecordsやNo Dancingはいままで何人かすぐれた人材を輩出している。でもそのおかげで北アイルランドから抜け出せないでいるバンドもいることも事実だね。しかしうまくやっていってるバンドも少なからずいるんだ。OppenheimerはアメリカのBar/Noneレーベルと契約してるし、いくつかのレーベルから誘いのあるバンドもいるよ。


PLOP: 様々な国でポストロックがまた盛り上がってきていると思います。日本からtoe,miaouアメリカからBattlesイギリスからEpic 45など出てきていますがこういったシーンについてどう思いますか?

Alex Donald:たしかにポストロックと呼ばれているこういったシーンはいま良く取り上げられているね。今までとちょっと違ったサウンドにチャレンジしてるバンドもいればサウンドとライブセットで楽しませてくれるバンドもいる。
ちょっと前まで、ありきたりでで聴き慣れたポストロックを作るバンドが多くいた。あまり冒険的でないサウンドで。でも最近変ってきていると思う。エレクトロニカとうまく融合させたりしていてとてもエキサイティングな事だとよ。


PLOP: 今後のリリース予定やプランを聞かせて下さい。

Alex Donald:僕達はちょうどモIslandsモの短いツアーを終えたばかりで (2005年11月7日現在)、Dudly Corporationとライブをする年末まで少し休みたいよ。来年は春にSXSW (テキサスで毎年行われているフェスティバル)に参加して4月か5月には日本でのツアーを考えてる。また先には何かおこしたいなぁ。いつもどうにか何かしたいとは思ってるよ。


PLOP: 最近のお気に入りアルバムを5枚教えて下さい。

Alex Donald:個人的にはSun Kil MoonのTiny Citiesと買って以来ずっと僕のステレオに入ったままになってる13&Godは気に入ってるよ。Caribouは数週間前手に入れてからいつも聴いてる。Arab Strapもいいねぇ。最後に良く聴いてるのは北アイルランドのバンドでAmazing Pilotsだね。彼らは本当に美しい曲を作っていてMark Kozelekが好きな人にはおすすめだね。

Tiny Cities - Sun Kil Moon - Caldo Verde
13 & God - 13 & God - Anticon
The Last Romance - Arab Strap - Chemikal Underground
The Milk of Human Kindness - Caribou - Leaf
Hello My Captor - The Amazing Pilots - Decor


PLOP: 個人的にはTRACER AMCの作り出すメロディーは日本人の琴線にふれるようなサウンドだと思います。そしてあなたは今、日本語を勉強してると聞きました。少なからず何か感性が日本的であると思っています。
最後に日本についてどんな印象を持っていますか。そして日本のどう云ったところが好きですか。もし日本に来るとしたらどこに云ってみたいですか。


Alex Donald:そうなんだよ、ちょっと前からから日本語を勉強してるんだ。でもまだまだだよ。しゃべれるのは少しだけどカタカナを読んだり書いたりするのはだんだん上達してる。まだ漢字は3つしか見分ける事が出来ないけどね。上手くなるにはもっと勉強しなくちゃいけないんだけど日本語の勉強は昔からずっとやりたかったからとても楽しいよ。。
日本に興味を持ち始めたのは10才か11才の頃で日本の"MANGA(マンガ)"を読み始めた頃だね。本当に日本の文化やアートは素晴らしいと思う。月明かりを探しながら朝まで街の中をいろいろと散策しながら歩き回りことができるんじゃないかと思うよ。
日本で行きたい所はたくさんある。お寺や日本庭園、富士山にも行ってみたい。
でも一番行きたいのはスタジオジブリミュージアムだね!僕は宮崎駿の大ファンなんだ。まだ北アイルランドでは“ハウルの動く城”は上映されていないからまだ見てない・・ほんとに悔しいよ。以前日本に旅行に行った僕の友達が言ってたんだ“もう北アイルランドには帰りたくない”ってね。

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