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FEATURE


Sleep Whale INTERVIEW

インタビュー作成:真加部輝邦/翻訳:梅原文

1.メンバーは?

Bruce Blay, violin/vocals/samples
Joel North, cello/guitar/vocals
Spencer Stephenson, Drummer
Paul North: guitar


2. どのようにして音楽製作を始めようと思ったの?そしてSleep Whale(Mom)は始めた理由は?

(Bruce)僕は10歳から音楽を始めて、録音も自分でやってたよ。ティーンの頃にいくつかのバンドで演奏しながら、家ではレコーディングやサンプリングを研究してた。ジョエルと僕はマスロックバンドにいたことがあったんだけど、2人でもっとシンプルな音楽がやりたいって気がついて。ちょうどそのとき2人ともレコーディングソフトを使えるようになって音響に凝ってたから、2人で曲作りを始めたんだ。当初は宅録的な感じよりもライブバンドっていう考えだったよ。

(Joel)僕はティーンの頃からカセットとDATテープで録音を始めて、友達と演奏してた。大学でブルースに出会って、2人とも録音が大好きで、それがmomに発展して、Sleep Whaleが誕生したというわけさ。

(Spencer)僕は友達の音楽プロジェクトに参加してて、そのレコーディング場所がジョエル、ブルース、ポールがシェアしてる家だったんだ。Momのライブはその前にも観たことがあって、地元のバンドのなかではかなり評判が良かったよ。ちょうど彼らがバンドを2人から4人に広げるためにメンバーを探してる時期に出会えて、本当にラッキーだったね。最初はギターとして加わったんだけど、すぐにドラムをやることになって、それがSleep Whaleとして初めてのライブの2週間くらい前だったな。


3. バンド名の由来は?そしてなんでMomからSleep Whaleに変えたの?

(B)Sleep Whaleっていうのは僕らの最初のLP『Little Brite』に収録されてる曲の名前。当時、ジョエルがカリフォルニアに引っ越したんだけど、この曲を聴いて、音楽をやるためにテキサスに戻ることを決めたんだ。Momから名前を変えた理由はいろいろあるんだけど、Momだと曖昧すぎて混乱するっていうのが一番大きいかな。ライブに行く人もアイスランドのmumと間違えてがっかりしちゃうしね。


4. 自分たちに影響を与えたバンドはいますか?それと最近のお気に入りのバンドや共感するバンドはいますか?

(B)僕らって、音楽オタクのバンドなんだよ! レコードを集めまくって、取り憑かれたように新しいバンドをお互い勧めたりしてさ。最近のお気に入りだと、Raymond Scott, Arthur Russell, Disco Inferno, Fever Ray,XTC, R. Stevie Moore, Joe Meek, Boredoms, J. Dilla、とか。その時代には前衛すぎるようなちょっと変わったプロデューサータイプの音楽に惹かれる傾向があるね。

(S)Four Tetは18歳の頃から大好きだから、新しいアルバムもヘビーローテーション中だよ。それ以外だと、BroadcastがThe Focus Groupとリリースした新しいアルバムは、メンバー全員のお気に入りだったね。あのアルバムがきっかけでThe Focus GroupやGhost Boxレーベルから出てるほかのバンドにハマったんだ。

(J)最近はArthur Russellの『World of Arthur』ばっかり聴いてる。あとはJens Lekman、Scot Walkerの60〜70年代初期の作品。


5.アメリカでの最近の音楽シーンはどうですか?とくに地元ではそうですか?

(B)アメリカはほんとに広いから、実際にどんなことが起こってるのかあまり想像できないな。でも最近ではインターネットのおかげですごくたくさんの人がベッドルームで録音してリスナーを獲得してるよね。僕らのいるデントンでは健全な音楽シーンがあって、ライブをやる場所にも恵まれてるから、ラッキーだと思ってるよ。テキサス州デントンにはカントリーやフォークのバンドが溢れるほどいるんだ。

(S)この国のあちこちで面白いことが起きてる。音楽を作るのにすごくいい時代だと思うな。若いミュージシャンでいるってことは、自分より前に生まれたどのミュージシャンよりも、参考にできる過去の音楽があるってことだし、新しい音楽もかつてないほどのスピードで出てきてる。地元で起こってることの全部はわからないけど、過去の音楽へのリスペクトを失わずに前衛的なことに挑戦する魂が大事にされてるといいな。地元から面白いことがこれまでにたくさん生まれてきてるから、これからもそうあり続けてほしい。

(J)ここ最近はメンバーみんなで旅しながらライブをやってるからすごくいい感じだよ。お互いのことをよくわかってて、ステージ以外でもうまくやれてる。ライブをやるときは、お客さんが楽しんで僕らのことを覚えててくれるように、って考えて計画してるよ。


6.自分達のサウンドに辿り着くのにどんな過程がありましたか?そのサウンドに影響を受けたバンドはいますか?

(B)だいたいはジョエルと僕がジャムって生まれたサウンドから。そこからすべてのパーツを組み合わせて土台を固めていくんだけど、一度全部なしにして、ライブ用にまた作り直すんだ。ドラムとボーカルを加えたことでサウンドが大きく変化したのは間違いないね。アイデアの元になったバンドは数えきれないほどいるよ。


7.ライブをする時に特に気をつけていることありますか?

(B)いいバイブレーションを保つこと。突然いろんなことが起こっても、いい態度を崩さないように心がけてるよ。あとは、いかにもライブをやりますって感じじゃないスペースでやって、関わった人みんなにとって新しい体験にするとか。ちょっと安っぽく聞こえるかもしれないけど、リハーサルしたことをやるのにステージじゃない場所にいるとはなかなか感じられないよね。だからのびのびやれるし、しかも集中できるんだ。

(S)ライブであれこれアレンジや変化があっても大丈夫なくらい、自分たちの曲のことをわかってきたんだ。レコーディングした通りに演奏しなくちゃいけないなんて思ってないよ。それが僕らを自由にして、曲に再びエネルギーを注ぎ込むんだ。そうでなきゃ飽きちゃうし、お客さんだってそう感じるはずさ。


8.今後の予定を教えてください 。


(B)4月に新曲を書いて、夏にはツアーに出る予定。ぎっしり予定が詰まってるわけじゃないよ。日本にはほんとに行きたいと思ってる。


9.日本のファンにメーセージを。

(B)日本のみんな、僕らのインタビューを読んでくれてありがとう! いつの日か日本に行ってライブをしたい。僕は日本人とのクオーターだから、みんなともいいケミストリーが得られると思うな。それにテキサスのアジア美術館で働いてるから、みんなも一度遊びに来るといいよ! 僕らの音楽を聴いててくれて本当にありがとう!

(S)またね!


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