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インタビュー作成:小野 肇久/真加部 輝邦
今回は、ソングライティング・センスがきらりと光るメンバーのBen Holtonが僕らの質問に答えてくれました。
1. まず最初に自己紹介してください。あとどのようにして音楽製作を始めたのですか?
ああ、現在epic45は僕(Ben Holton)とRob Gloverの2人で音のほとんどを作っているんだ。ライヴでは友人のRich ButlerとChris Soden2人に手伝ってもらっている。ギター、ベース、ドラム、ブリキの縦笛やkazooっていう笛を演奏してもらっている。僕とRobはだいたい10年まえから別々に音楽を作り始めたんだけど、その後すぐに一緒にバンドとしてepic45を始めたんだ。バンドは2004年に終わってしまったんだけど...だからそれ以来僕ら2人だけでほかのメンバーは脱退してしまったんだ。年齢は僕ら25歳ぐらいかな。
2. バンド名の意味を教えてください。
実のところ、特別な意味はないんだ。1997年(バンド結成当時)に音の響きで、2つの言葉をくっつけたんだ。7インチシングルの45回転とか、第二次世界大戦の終わった年とかから影響を受けてると思うけど...
3. 10年前のバンドを始めるきっかけとなった出来事やインスパイされたアーティストなど、それぞれあげて下さい。
基本的に、Robと僕は同じタイミングでギターの練習を始めたんだ。同じ学校の友人Mark Oldfieldはドラムを練習してて、彼も同じ時だったね。う〜んeoic45に大きく影響を与えたバンドは、SPIRITUALISED, MOGWAIで他にはGOD SPEED YOU BLACK EMPERORとHOODかな。彼らは僕たちが持っていた”ロック・バンド”に対する考え方ををがらりと変えてしまった。それはとてももスリリングで、自由な感覚だった。これは僕たちにとってまさしく"パンク"なんだ。
4. また、一番最初の音楽体験は何でしたか(アーティスト、作品、曲など)?
僕は音楽好きの両親に育てられたのはとても幸運なことだったよ。小さい時からBeatles, Neil Young, Leonard Cohen, the Incredible String Bandを聴いてた。だからフォーク・クラブやフェスティバルにもよく行ったよ。おかげで音楽にどっぷり浸かることが出来た。しかも、僕には音楽好きの二人の兄もいたんだ。兄からよく聴かされていたのは、New Order, Joy Division, Depeche Mode, The Wedding Present, The Cure, REM, Kraftwerk, Pet Shop Boysだね。3才の時には、New Orderの『Sub-culture』 が入ったカセットテープをいつも持ち歩いていたんだ!
5. 今作のコンセプトを教えて下さい。あとタイトルの意味も。
この作品は基本的に英国のテレビ番組から影響を受けてるんだ。それは1970年代から続いてるシリーズ物で"Survivors"っていう番組なんだけど、世界の人口の99.9%を消し去ろうとする疫病について放送してる。自分たちの周りの壊れて、腐ってしまった文明社会が残ってるなか、その見捨てられた世界の中でなんとか再スタートしようとする姿が描かれている。だいたいがその話なんだけど、別のテーマが話の中に潜んでるんだ。
それは、空っぽになってしまった世界は僕たちの生命を表現してて、もっとシンプルで楽しかった幼年期に人々は必然的に戻ろうとするんだ。タイトルは、単に同じ気持ちを持つ人達への呼びかけだよ。この不確実な世界への 希望を表現している。
6. epic45の音楽はまさに子供時代に感じるノスタルジーから来てると思うんだけど。それについてどう思う?
その通りだと思う。僕とRobは英国のスタッフォードシャー州のすごい田舎で育ったんだ。そのときの田園風景が僕らにとてつもなく影響を及ぼしてて、いまもそうなんだ。いつも田園地方のミステリアスな雰囲気に惑わされ。その風景への道筋が僕らの感情を映し出したり、影響を与えてくれたりする。幼少期は音楽の中でとても大きな部分だと思う。子供のとき昔やっていたことに、もう一度トライしてみてるんじゃないかなぁ。辛かったことも含めて子供時代の暖かくて心地よい記憶を思い出している。僕らの幼少期の記憶はゆっくりだけど、だんだん薄れてきて壊れかけてる。当然僕らは生き続けてるから。
7. あなた達の、子供時代の楽しかった想い出をそれぞれあげて下さい。
Ben: 北ウェールズのMorfa Nevynってところで休みの日にキャンプをしたこと。ヘッドフォンでNew Order and Pet Shop Boysの曲を聴きながら車に乗ったこともよかったね。
Rob: 僕の両親と一緒にヨークシャーのTodmordenって所に住んでる叔父と叔母のホテルに滞在した時のこと。たくさんのクリスマスと夏休みを過ごした。丘と渓谷に囲まれた17世紀に作られた古い建物なんだけど、The Toy Libraryという名義の自分のソロ作品のレコーディング最近そこでしたんだ。そのThe Toy Libraryっていうのは僕の叔父がその町で持ってるおもちゃ博物館からきてるんだ。
8. あなた達と仲の良いポスト・ロック・バンドを教えて下さい。
HOODだね。彼らの音楽を初めて聴いたとき、HOODのChris Adamsの言葉に深い共鳴を感じて、完全に僕らとフィットすると思った。田園地方、小さな町のなかで育ったことで感じる疎外感などね。彼らは田園風景の神秘的な部分に足を踏み入れてると思うよ、邪悪な部分やたくさんの不思議な感覚などを表現している。
9. これからのepic45は、どのように変わっていくと思いますか?
出来る限り、僕たちが感じた良い音楽を作り続けることができたらいいね。
10. 最後に、最近のお気に入りbest5を教えてください。
1. Alasdair Roberts 'The Amber Gatherers'-(Drag City)
2.Bracken 'We Know About the Need'- (Anticon)
3.Loscil 'Plume'- (Kranky)
4.Third Eye Foundation - 'Ghost' 'You Guys Kill Me' and 'Little Lost Soul' <reissues> - (Domino)
5.Helios 'Eingya'- (Type)
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