“テーム・インパラの兄弟”と呼ばれるオーストラリアのサイケ・ポップ・バンド。
2年振りの新作はクラウト・ロックをポップに進化させた90’sエレクトロ・ロック・サウンド。

オープニングの”Song For Agnes”は、まるで銀河系のロックオペラを演出する泡立ち滑らかなシンセポップ。80年代のヘ アメタル/極上のサックスなど感性を揺さぶるようなアレンジが施されリスナーの脳を揺さぶります。その後も”Human Touch”では胸躍るテクノサウンド、”America’s Cup”では弾力性のあるロボ・ファンク、リードシングルの”Pink Lunettes”ではまるでESGが8時間のクラブ ・セッションをしたようなサウンドで幕を開け、巨大なシンセに乗り込み地平線の彼方に消えていきます。

これらの楽曲は、クラウトロックの伝説であるCanに影響を受け、2020年の初めに曲やアイデ アを引き出すために即興のジャムセッションを始めた事がきかっけでした。歌詞の面では、昨年のオーストラリアでの山火事と、ボーカルのオールブルックが幼少期を過ごした西オーストラリア州のひどい貧富の差を取り上げ、社会や環境への関心を表しています。

 

Tracklist
1 Song for Agnes
2. Human Touch
3. America’s Cup
4. Take Me Avalon I’m Young
5. Pink Lunettes
6 Czech Locomotive
7. Rambo
8. Gold Cup / Plastic Sole
9. Toast