透明感に優れた繊細な光彩、磨き上げられた音楽性と技巧により生み出された北欧ピアノトリオの傑作。

ニュー・ノルディック・ジャズ・シーンを牽引するクリス・ミン・ドーキー。ピアノトリオの編成で北欧らしい詩的でロマンティックな旋律を奏でるコントラバスの甘い音色。ピアノの透明な美音に心洗われる作品。
 
日本でも人気のクリス・ミン・ドーキーはマイケル・ブレッカー、マイク・スターン、デヴィッド・サンボーンとの共演など華々しいキャリアを持ち中でもニューヨークで彼の演奏を聴いた坂本龍一がその場で自分のバンドにスカウトしコラボレイションが実現したことで大きな注目を集めました。
 
ピーター・ローゼンタール(p)、ヨナス・ヨハンソン(dr)との躍動感溢れるアンサンブル、繊細に情感を込めた演奏を収録した「トランスペアレンシー」にはクリス・ミン・ドーキーが描く芸術性の高い世界が広がる9曲を収録。力強く低音が響く「Son」、カリンバやパーカッションを使ったリズムが心地いい「Sister」、甘いコントラバスの音色が美しい「Mother」など一貫した美意識が覆う現代北欧ピアノトリオの傑作。

 

収録曲
1. Brother
2. Daughter
3. Son
4. Father
5. Psalm
6. Woman
7. Man
8. Sister
9. Mother