2015年に結成されたミシェル・レイス・ジャパン・カルテットは、結成当時から現メンバーで活動を続けている。須川崇志と西口明宏はバークリー音楽大学の同窓で、ミシェルとは長い友人である。そこに新鋭・石若駿が加わり、唯一無二のアンサンブルを生みだすカルテットが誕生した。須川、西口、石若の即興アティテュードにミシェルが触発され、ジャパンカルテットではエレガントでメロディックなミシェルのピアノから激しい情熱が引き出されている。これまでに日本国内ツアーを3年続け、オリジナル曲を増やしてきた。2017年5月には、ミシェルの故国ルクセンブルク大公国のジャズフェスティバル“LIKE A JAZZ MACHINE”に出演、大注目を浴び、即座に翌2018年の同フェスと11月のドイツ・ツアーが決定した。2017年9月にはニューヨーク公演もおこなっている。初のスタジオ盤となる今作は、2017年5月のツアー後に東京で録音された。ミシェルがこのバンドのために書き下ろした7曲と4人の即興演奏を収録。

【トラックリスト】
1. Antigua 8:11
2. Maebashi 8:59
3. Everynow and Again 5:55
4. Improvisation 4 2:45
5. Solstice 6:51
6. Improvisation 2 2:20
7. Seeking Silence 6:13
8. Improvisation 3 1:50
9. Long Ways 8:02
10. Old Friends 3:22
11. Improvisation 1 4:41