音楽はここまで甘美に、温かさにあふれ、胸を打つことができる。ジャズ〜フォークの溶け合うトロント・インディー・シーンから生まれた新たな金字塔。
ジャズ・スタンダードからチェンバー・フォークまで、チェット・ベイカーやナット・キング・コールからボン・イヴェールやフランク・オーシャンへとつながる、人の心をとらえて離さないロマンティックで内省的かつ甘美な名曲たちの系譜。本作はその新たなるクラシックとして、そして現在進行形のヴォーカル・アルバムとして、ジャンルをこえて多くの音楽ファンに愛されるだろう大名盤です。

 
 

サンドロ・ペリ、エリック・シュノーらと共に、現在充実を極めているカナダのトロントを中心としたフォーク/ジャズ系インディー・シーンの代表アーティストにして、即興音楽家/マルチ・インストゥルメンタリスト/シンガー・ソングライターとして絶大な評価を集めるライアン・ドライヴァー。
 
シックなアンサンブルと前衛的なアレンジ、チェット・ベイカーを思わせる胸を打つヴォーカルが絶妙に融合した2014年の名作『プレイズ・スティーヴン・パーキンソン・ソングブック』は、「21世紀のスタンダード」集と絶賛され、アプレミディ・レコーズから日本盤リリースされスマッシュ・ヒット。本作はソロ名義ながら、前作のロマンティックなヴォーカル・アルバムとしての魅力を純化させ、アコースティック&ジャジーなバンド・アンサンブルをストリングスやヴィブラフォンが優美に彩る素敵すぎるサウンド・プロダクション。さらに、創造性豊かで刺激的な音像を生み続けるトロント・シーンのアーティストならではの、捻りの効いたアレンジや絶妙かつ効果的なエレクトロニクスが、切なくも温かなヴォーカルの素晴らしさを際立たせます。ジャンルをこえて多くの音楽ファンの心を打つ傑作が、前作に続いてアプレミディ・レコーズから日本盤として登場です。(日本盤ライナーノーツ:国分純平)
 
 
<収録曲>
 01. They Call This Everything
 02. It’s Nothing Time
 03. Careless Thoughts
 04. I Guess I Won’t Be Going Home
 05. Love
 06. It Must Be Dark Tonight
 07. The Seasons The Months And The Days
 08. Olive Tree
 09. There Once Was A Sky