多彩なサウンドを操る革新的なギタリスト、アダム・ロジャースがネイト・スミス、フィマ・エフロンを従えた新グループDICEを結成し、デビュー・アルバム『DICE』をリリース。

 

クリス・ポッター・アンダーグラウンドの主要メンバーとして現在活動しているこの3人は、これまでにも多くの活動を共有する盟友でありエフロンとロジャースは90年台初頭に、デヴィッド・ギルモア(gt)、デヴィッド・ビニー(sax)らと共にLost Tribeというグループも共同主宰。近年は、ジョン・パティトゥッチの15年作『John Patitucci Electric Guitar Quartet – Brooklyn』で大きくフィーチャーされたほか、ランディ・ブレッカー『Brecker Brothers Band Reunion』や『randyPOP』に参加。スナーキー・パピーのマイケル・リーグのプロジェクト『FORQ』(14年 groundUP/Ropeadope)への参加、クリス・ポッター・アンダーグランド『Imaginary Cities』(15年 ECM)などの話題作のほか数多くの作品にも参加しているファーストコール・ギタリスト、アダム・ロジャース率いる新グループDICEの渾身のデビュー・アルバムです。
 
本作は、ロジャースが、ネイト・スミス(ds)、フィマ・エフロン(ba)と結成した新グループ第一弾!ブルージーなギターとビートルズ調な印象的な「Chronics」はキャッチーなメロディが美しく、中盤にはシューベルトにインスパイアされたという華麗なハーモニーをファンク・ロックと融合されています。ジミ・ヘンドリクスを彷彿とするキレのあるギターが絶妙な「Sea Miner」、デルタ・ブルースのスタイルの「The Mystic」は、ミシシッピ・フレッド・マクダウェルへのオマージュとしたナンバーも収録し伝統的なブルース・フィーリングの艶やかなギターを披露してます。ホセ・ジェイムスとの共演や今年発売した初リーダーアルバム『Kinfolk』(Ropeadope)をリリースしたばかりのネイト・スミスの野性的で美しい熱狂的でスピード感溢れるビート、フィマ・エフロンの強烈なグルーヴとアグレッシヴなインプロヴィゼーションなどが融合し、パッションとインテリジェンス溢れる先鋭的&エキサイティングな“これぞN.Y.”という空気感をそのままに収めています。

【トラックリスト】
1. Dice
2. Chronics
3. Sea Miner
4. The Mystic (for Fred McDowell)
5. The Interlude
6. Flava
7. Elephant
8. Crazy
9. L the Bruce
10. Seven
 

【FEATURED VIDEO】

Adam Rogers DICE from Adam Rogers on Vimeo.

<Adam Rogers DICE – EPK>
 
【PREVIEW THE ALBUM】