巨匠ランディ・ブレッカー最新作。

オリジナルレコーディングにも参加したドナルド・フェイゲン、ジェームス・ブラウン、ポール・サイモンの名曲を演奏しケニー・ワーナーの名アレンジで蘇るPOPアルバム。
 
60年代後半より40年以上活躍し、自身のリーダーアルバムの他、数々のジャズ・ロック・R&B・ポップスのレコーディングに参加して来たランディ・ブレッカーがブレッカー・ブラザーズ・バンド再結成という事で大きな話題をさらった2013年の『ブレッカー・ブラザーズ・バンド・リユニオン』から早2年、今作はニューヨークの名門ジャズクラブ、ブルーノート・ニューヨークでの演奏を収めた最新作。
 
バンドメンバーには、ジョン・パティトゥッチ、アダム・ロジャーズ、ケニー・ワーナー、デヴィッド・サンズェス、ネイト・スミスなどの現在最高峰の名ミュージシャン達による極上のパフォーマンスを堪能できる内容です。愛娘のアマンダ・ブレッカーは4曲参加し。持ち前の爽やかなシルキー・ヴォイスを披露。ドナルド・フェイゲンの『ナイトフライ』からのM1で幕を開け、トッド・ラングレンのM4、エフェクトを多用したトランペットの演奏が堪能できるガーランド・ジェフリーズのM5からジェームス・ブラウンのファンクネス溢れるM6、M7を突入。グルーヴを支えるジョン・パティトゥッチ(el-b)、ネイト・スミス(dr)もしっかりと存在感を見せつけ、M7ではノリに乗ったランディがボーカルも披露しています。ラストの2曲でアマンダがブルース・スプリングスティーンの『明日なき暴走』からM8、ポール・サイモンの『ワン・トリック・ポニー』収録のM9で爽やかな歌声で披露しています。
 
ジャズ・フュージョンの歴史を体現するトランペット奏者、ランディ・ブレッカーの最新作。
 

 

■Track listing:
1. New Frontier
2. Let Me Just Follow Behind
3. I Can’t Quick Her
4. Hello, It’s Me
5. Ghost Writer
6. Think
7. I’ve Got A Bag Of My Own
8. Meeting Across The River
9. Late In The Evening
 
■パーソネル
ランディ・ブレッカー (Randy Brecker) – Trumpet w/ effects and voice
ケニー・ワーナー (Kenny Werner) – Piano, Keys and Arrangements
デヴィッド・サンチェス (David Sanchez) – Tenor Saxophone
アマンダ・ブレッカー (Amanda Brecker) – Vocals on track 1,2,8 and 9
アダム・ロジャーズ (Adam Rogers) – Guitar
ジョン・パティトゥッチ (John Patitucci) – Bass
ネイト・スミス (Nate Smith) – Drums