SANTIAGO BEIS – UNIVER-SOM

RIp Curl Recordings
RCIP-0253
国内盤CD

2,300円+税

 
 あらゆる時間と記憶が交錯し混ざり合うような、非現実的かつ不思議にノスタルジックな音世界が素晴らしい!ウルグアイ出身、ブラジルのクリチーバ在住の若きピアニスト/マルチプレーヤー/作編曲家による衝撃作が日本限定でCDリリース。

 ジスモンチ〜パスコアールを想起させ、ジャズ/クラシックの豊かな素養を持ち、汎南米的な音楽世界を追求するメマーリやアギーレ等とも共鳴する世界観。さらに内省的な深みとパーソナルな響きが心を揺さぶる、美しくもスリリングな驚愕のアルバム!

 ウルグアイ出身、ブラジルのクリチーバ在住の若きピアニスト/作編曲家サンティアゴ・ベイスが、2009年から7年間に渡って南米諸国を旅し、現地の音楽家と録音し続けた15曲を収めたアルバム。ピアノ、アコーディオン、シンセ、ギター、フルートなどを自ら演奏し、南米各地のシンガーや伝統楽器の演奏者を起用して吹き込まれた作品の数々は、例えば70年代のジスモンチの諸作を思わせる、場所と時間の感覚が麻痺するような、非現実的でスリリングな美しさを帯びています。

 それぞれの曲のテーマにあるのは、旅の途中で出会い別れた人々への愛情、遠く離れた場所へのサウダーヂ、さまざまな旅の記憶…。多重露光のジャケット写真そのもののような夢幻の響きをたたえたこの傑作は、彼の「内的な世界」の音でもあります。
 

【ライナーノーツ・歌詞対訳:宮本剛志】
 

【トラックリスト】
01. Pitanga (ピタンガ)
02. En la montaña (山で)
03. Virginia (ヴァージニア)
04. Pensamento de água (水の思考)
05. Coplas de sangre (血のコプラ)
06. Valsa da Eve (イヴのワルツ)
07. Cuatro tréboles (四つ葉のクローバー)
08. Acorda semente (種のめざめ)
09. Día y noche (昼と夜)
10. Adiós al mar (海にさよならを)
11. Rio infinito (無限の川)
12. Mayara (マジャラ)
13. Gabi y Nene (ガビとネネ)
14. Juntos (一緒に)
15. Tu camino (あなたの道)
 

【プロフィール】
 サンティアゴ・ベイスは1990年生まれのウルグアイのモンテビデオ出身のジャズピアニスト・作曲家。少年期はピアノを学び、クラシックの古典派とロマン派に夢中になる。サウンドエンジニアとして仕事を始めたが、エルメート・パスコアールをきっかけにブラジル音楽に接近し、21歳でブラジル南部の都市クリチーバに移住。作曲と分析をマウリシオ・ドットーリ、フェリピ・ヒベイロ、マルシオ・ステウエルナージェル、ハリー・クロウル、オズヴァルド・コラルッソらに学んだ。フランク・ザッパ、マッツ/モルガン・バンド、アラン・ホールズワースなどから影響を受けたという『Sun Secret』(2010年)、ブラジルのジャズミュージシャンとのカルテット作『Cidade』(2013年)、ウルグアイのジャズミュージシャンとのトリオ作『Ad Libitum』(2015年)など、所謂ジャズの範疇に入るアルバムを3枚発表。現在もクリチーバに住み、室内楽の作曲家としても活動している。2009年より南米各地を旅して現地の音楽家と録音し続けた曲を収録した本作『ウニベル・ソン』では、これまでのジャズから一変、ブラジル音楽的なアプローチとフォルクローレの要素を新しい文脈で表現した音楽世界を切り開いた。
 

【アルバムパーソネル】
Santiago Beis: Piano, Accordion, Synth, Guitar, Cavaquinho, Flute,
Trumpet, Vibraphone and Voice
Ana Carmela Ramirez: Vocal on 4,8,14
Mariana Carrizo: Voice, Percussion on 5
Matias Gatto Lopez: Soprano Sax, Flute and Voice on 4,8
Isaac Coronado: Cuatro Venezolano on 8
Gabriel Castro: Tenor Sax on 13
Ladson Souza: Pandeiro on 4