Carlos Moscardini / Manos

hummock label
2hummock
国内盤CD

2,400円+税

 
ブエノスアイレスに息づくクレオール。伝統と創造を編むクラフトアートのような<素朴な美>を感じさせるギター作品。
想像の余白を残した器楽中心アルバムをリリースするハンモックレーベルの第二弾は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス在住のギタリスト・作曲家カルロス・モスカルディーニによる書下ろし曲、スタジオ・ニューレコーディング、名作のマスター音源からリマタリング収録した全曲オリジナル/初の日本盤ヒストリーアルバム『Manos – マノス(手)』。

姫路は的形にあるハンモックカフェが、音楽レーベル「ハンモックレーベル / hummock label」を「21世紀のライブラリー…心のライブラリーに想い重なる。インストゥルメンタルを中心とした、想像の余白を残した音楽をリリース」というコンセプトのもとに設立。その記念すべき第1弾リリースは、ギタリスト藤本一馬とピアニスト伊藤志宏のデュオの完全録り下ろし新作!

ブエノスアイレス在住のギタリスト作曲家 カルロス・モスカルディーニによる書下ろし曲、スタジオ・ニューレコーディング、名作マスター音源からリマスタリング収録した全曲オリジナル/初の日本盤ヒストリーアルバム『Manos – マノ(手)』。円熟した手の温もりを感じるギター独奏を中心に、女性ピアニスト リリアン・サバとの二重奏、ヴァイオリニスト ラミロ・ガジョ率いる弦楽四重奏のリリカルな調べに心の機微を掴まれる優美なインストゥルメンタル集。

【曲解説】
牧歌的で愛らしいギターの音色、大草原パンパ由来のリズム ウエジャ( 轍) と 人間らしい歩みを喩えた①。クレオールの妖精が舞うようなラプラタ川流域の舞踏曲②。幼少期に過ごした土地の駅名を冠した③。ギターのハーモニクスが静寂に余韻を残す④。愛娘フリアに捧げたギターとピアノが語り合うように美しい⑤。感傷的なカンシオン⑥。猫が踊る様子が由来の陽気なリズム⑦。意思の強さと優しさが同居した弦の響き⑧。若かりし日の記憶を回想するようなドラマティックな曲想⑨。ミステリアスで叙情的なワルツ⑩。アンデスからクージョ地方ま広がるクエッカのリズムに静かなる情熱を感じる⑪。4 歳でスペインからアルゼンチンへ移住した祖母に捧げたクレオールのワルツ⑫。余白を残したギターの調べに心鎮まる⑬。グアラニー・スピリットをギターと弦楽四重奏で奏でる切なく優美な水辺の音楽⑭。ラストには彼の座右の銘である”Musica, sonidos y silcencios” が表れた書き下ろし曲⑮により穏やかな静寂に包まれる。

【プロフィール】
1959年、アルゼンチン・ブエノスアイレス州出身。名門音楽院「Consevatorio de Musica Julian Aguirre」でギターを学び、タンゴとフォルクローレ、ジャズとクラシック音楽、そしてルイス・アルベルト・スピネッタにも影響を受けた都会的な洗練と郊外の素朴な風景を描写したコンポジションが特徴。
1994年 モントリオール・ジャズ・フェスティバルに出演。これまで北米、中南米、ヨーロッパ、アジアの20か国以上の国での豊かな演奏経験を持つ。自身名義ではアルゼンチンとドイツにて5作品リリース。ブエノスアイレスのクレオール文化をルーツに、<伝統> と<創造> をクラフトアートのように編み上げた素朴な美しさを感じる名作を残し、北欧にてアルゼンチン音楽の講義も行った。また、フアン・ファルーと並ぶギターの名手であり、ギジェルモ・リソットが尊敬するギタリストのひとり。 近年ではポルト・アレグレのS.S.W. ヴィトール・ハミルとの共演、そして、南米の伝統音楽と風景の共通性を伝えるドキュメンタリーフィルムへの出演など多方面で活躍している。

【収録曲】
01. Huella perdida (失われた足跡) 2:51
02. Duendes mulatos (混血の妖精) 3:07
03. Temperley (テンペルレイ) 2:35 *
04. Elúltimo aliento (最後の息) 3:51*
05. Julia (フリア) 4:37
06. Sebastián (セバスチャン) 2:57 *
07. El gato (ガト) 1:39
08. Adiós a los cien cuervos (100羽のカラスに別れを) 2:54
09. A la niñez nuestra (我々の幼年期に) 2:32
10. Raíces ocultas (秘密のルーツ) 3:02
11. El corazón manda (命じる心) 2:52 *
12. Doña Carmen (カルメン夫人) 3:21 *
13. A esas almas (これらの魂に) 2:04
14. Aguas y penas (水と哀しみ) 3:33
15. Solo distancia (距離だけ) 2:43 **

*=スタジオ・ニューレコーディング
**=書下ろし新曲/初収録

※全曲オリジナル インストゥルメンタル作品

【参加ミュージシャン】
Carlos Moscardini : Guitars, Manuel Contreras 1976 and Hilario Carracedo 1976
Lilián Saba : Piano (#5 “Julia”)
Cuarteto decuerdas (#14 “Aguas y Penas”)
Ramiro Gallo, violin 1
Perla Flores, violin 2
Kristina Bara, viola
Claudia Sereni, violoncello