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1. まずはじめに、自己紹介をお願いします。
僕は28歳で、ベルギーのフランス語圏のワロン州の出身。昼間は大学で研究員をやっていて、夜の間はコンサート/フェスティヴァルのプロモーターをやっているよ。
僕はRhaaa Lovely Festivalのプロモーターのひとりで、あなたたちが日本でディストリビュートしているベルギーのインディー・レーベルMatamore Recordingsのメンバーでもあるんだ。とにかく、ありがとう。
2. いつRhaaa Lovely Festivalを始めたのですか?また、このフェスティヴァルを始めた理由を教えてください。
2000年に友達と一緒にRhaaa Lovely Festivalを始めたんだ。基本的な考えは、僕らが生まれ育った小さな街の人たちに、良質な音楽イベントを提案することだった。最初はその考えに対して、「倫理」があったわけではなかったんだ。それは2年か3年か経って、僕らの政治的/観念的な自覚の前提ととともにできてきたんだ。
3. フェスティヴァルの開催地や雰囲気について教えてください。
Rhaaa Lovely Festivalは、ワロン地方の田舎町のナミュールの近くで毎年4月に開催されるんだ。だからある意味とても牧歌的だよ。
フェスティヴァルは地元の小学校で行われる。だから雰囲気はとても友好的なんだ。キャパシティーは大体1000人も入らないぐらい。素晴らしいのは、フェスに来てくれる人たちがみんなとてもフレンドリーなことだね。
4. フェスティヴァルのチケットの値段はたったの12ユーロ・・・!これは驚くほど安い値段です。日本のフェスの平均的なチケットの値段は50ユーロ以上もします(もっとも人気のあるフェスになると100ユーロ以上します)。フェスは一日だけでも、それでもとても安い!
さらにその上、あなたたちは民間企業のスポンサーと仕事をしていません。どのようにフェスを運営しているのか、またどうしてチケットの値段を抑えることができているのか、民間企業をスポンサーにつけないのかを教えてください。
良質なラインナップを集める以外の主要な目的は、その体験が近づきやすいものになるように、安い入場料を提供することなんだ。
それを達成するために、まずはじめに、僕らはみんなボランティアで、あらゆるお金に気を遣ったよ。それに、アーティストには贅沢なホテルルームもケータリングも提供しない。さらに良いことは、フェスティヴァルの評判が高くなって、それほどプロモーションに力を入れる必要もなくなったんだ。だからコストは最小限に抑えられる。
また僕らは、20%ぐらい経費において、公的機関の助けを得てもいるんだ。
最後に重要な要素は、バンドたちがフェスティヴァルの理念を理解してくれて、僕らの倫理を正しく理解してくれていることで、だから普通は彼らは、通常のイベントでもらうよりもずっと安いギャラで出演することを受け入れてくれている。
民間企業のスポンサーについては、基本的にはこれは倫理的な選択なんだ。僕らのウェブサイトで言われているように、大きなフェスのオーガナイザーの最近の傾向は、オーディエンスを喜ばせる手段としてよりも、民間企業にたくさんの人たちを提供するための手段として、フェスで何が起こっているのかをもっと見ることなんだ。これは僕らが明白に非難するネオリベラリズムの傾向だから、僕らは民間企業のスポンサーなしでやることを決めたんだ。このぐらいの規模では企業にとってはうっとしいわけではないのにも関わらずね・・・でも、少なくとも僕らはその例を見せる。
5. ラインナップはどのように決めるのですか?
それは5人で決めるんだ。僕らはおもしろそうなバンドについて話し合う。どのバンドがツアーに出ているとか、どのバンドがレコードを出したばかりだとかということには注意を払わない。だからまず理想的なラインナップを決めてから、バンドにコンタクトを取り始めるんだ。彼らがツアーに出ているときはもちろん簡単なんだけど、でも、いくつかのバンドには、僕らは小さな街まで飛行機で来てもらうことをオファーしないといけない。それはたとえば、Tarentel、Shipping News、Migala、The Durutti Columnのときとかはそうだったよ。
結局実際のラインナップは、いつも僕らが願っていたものと大体近いものになるんだ!
6. 毎年何人ぐらいがフェスティヴァルに来てくれるんですか?
大体800人ぐらいだね。一面だけを見るとそんなに多くはないけど、ベルギーがとても小さな国だってことと、出演するバンドが全く有名ではないことに気付いて欲しい。だから僕らは毎年ソールドアウトになることをとても誇りに思っているよ!実際、僕らはこれ以上大きくならなくていいと思う。だからちょうどいいぐらいだよ。
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7. このフェスを始めてから何か問題はありましたか?
第一回が金銭的には大失敗だった事実以外では、深刻な問題は何も思いつかないな・・・。多分、土壇場にいろいろ細かいことはあったけど、これまではいつもなんとか解決してきたよ。
8. 今回のフェスはどうでしたか?
僕の意見では、今回が一番良かったよ!とてもお客さんが入っていたし!バンドはみんなよかったし、多様だった、前2回の問題は、ラインナップが一様すぎたから。7時間ものインスト・ポストロックはちょっと嫌がらせみたいだよね。
9. 次のRhaaa Lovely Festivalの日程は2007年4月7日ですでに発表されています。あなたがたはもうそれに向けて動き出しているのですか?次のフェスティヴァルの出演バンドがもう決まっているのでしたら、教えてください。
うん、日程はもう発表しているよ。いつもイースター休暇の真ん中に行われるから、簡単だね。でもまだそれに向けては動き出していないんだ。多分9月ぐらいには動き出すと思う。ラインナップに関してはアイデアはあるけど、まだ何も決まっていないよ。
10. アーティストのパフォーマンスに加えて、フェスの食べ物は私の楽しみです(笑)ウェブサイトで書かれているように、Rhaaa Lovely Festivalでの食べ物や飲み物は、コカコーラなどの大企業のものではなく、伝統的な生産品や公正取引のものです。それはとても素晴らしいと思います。どんな種類の食べ物や飲み物、または他に特別なものあれば教えてください。またオススメのものは何かありますか?
うーん、それは僕が話し合いたいことだ!詳しいリストを送るよ。きみが羨ましがって、次回に参加したくなるものだと思うよ。
- シリー・ピルス:底面発酵ビール、ピルスナー・スタイル、ペイル・モルト、ザーツ・ホップ、澄んだ金色。
−トローブレット:ワロン地方の職人的なホワイトビール、軽くスパイスの利いたとても複雑な小麦ビールは、マンゴー、リンゴ、クエン性フルーツ、小麦、酵母の香りから始まり、かすかな酸味で終わる。これは一番のオススメ。飲んでみるべきだよ!
−メトランク:南ベルギーのドリンク、主に白ワイン、オレンジとクルマバソウからできている。このビールを僕らはある男から買っている。彼はブラジルで行っている学校のプロジェクト用のお金を集めるためにこのビールを作っているんだ。それは5,6年前に始まり、いまや大きな成功を収めているんだ!
−公正取引市場のオックスファム・フルーツジュース
−バイオシロップ
そして、来年は多分公正取引のコーラも。
食べ物に関しては、その年によって違う・・・去年はクスクスがあったけど、来年は「チリコンカルネ」を用意しようと思ってる。肉ぬきのチリスープも用意するよ。僕らはベジタリアンの人たちのことを忘れていないからね。
11. 毎年フェスティバルのコンピレーションCDをリリースしていますが、フェスの時にも売っているのですか?
CDの売り上げもフェスの運営資金になっているのですか?
私達も日本でそのコンピを流通していますが、もしその売り上げが運営資金の一部になっているんだったら、フェスのお手伝いができることによろこびを感じます。
コンピレーションCDの最初の300枚は5ユーロでフェスティバルで売っているんだ。残りはベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ) のmandai distribution <http://www.mandai.be>とplop distributionが日本で流通してくれているよ。実際、コンピレーションCDはほとんどまったく利益がないんだ。利益が出るくらいたくさんは売れてないからね。。。でも、僕らがたくさんお金を失わないために、君たちが手伝ってくれてるのは確かだね。
12. 最後に、インタビュー記事を読んでくれた人たちにメッセージをお願いします。
うん、僕らのフェスティヴァルに最低でも一回は来てくれることをおすすめするよ。でも日本から来るのは難しいだろうけど。だからフェスのCDコンピレーションを買ってくれることをおすすめするよ。
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