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1. まずはいろんな人から聞かれているとは思うんですが、Pascal Pinonっていう名前をバンド名にしようとした由来について聞かせて頂けますか?
わたしたちはカフェでバンド名を決めてたの。フリークスについての本をランダムに開けたら、パスカル・ピノンっていう男の写真のページだったわ。バンドのことを何も表していないし、響きがなんかクールだったからみんなパスカル・ピノンっていう名前が気に入ったの。
2. ライヴの映像を見ていると、4人で演奏しているのが多いのですが、正式なメンバーはJófrìðurとÁsthildurの2人でいいですか?
うん、最初は4人組だったんだけど、何年か前に他の子たちが脱退しちゃって、JófrìðurとÁsthildurだけになったの。わたしたちはライヴのときはいつもいろんなセッション・プレイヤーが参加してくれるから、そんなに違いはないわ。
3. Pascal Pinonを結成するいきさつなんか教えてください。
14歳のときになにかのコンサートに行って、バンドってなんて素敵なんだろうって話したの。次の日、バンドの練習をしてみたら、そんなに悪くないなってことがわかったのよ。だからわたしたちはただ練習をつづけて、ある時点でバンド・コンテストにエントリーしてライヴをしたの。だから、ただ自然と起こったことだと思うな。
4. 曲作りはJófrìðurとÁsthildur2人で行っているのですか?また影響を受けたアーティストなんかも教えてくれますか?ご両親もかなりの音楽好きなんでしょうか?
曲はわたしがぜんぶ書いてるわ。バンドをはじめたとき、Tegan and Saraを何度も聴いてたのを覚えてるよ。彼の曲はシンプルでとてもすばらしくて、どのリリックも最高だし、少なくともそのときは彼らの音楽からすごくインスピレーションを得たかな。わたしたちの両親はどちらもクラシック音楽を勉強してたけど、ミュージシャンとして働いていたのはお父さんの方で、レコーディングとかでいろいろ助けてもらってるわ。
5. Reykjavik Grapevine issue 16では「ティーンエイジ・ライオット」なんて紹介されてましたが、アイスランドではあなたたちの音楽をどのように紹介されることが多いですか?
わたしたちはいつも「キュート&ローファイ」って評されることが多いわね。たまにわたしたちの年とかジェンダーとかについて言及するけど、フォーカスすることによって違うわ。
6. 仲良くしているアーティストやバンドはいますか?
アイスランドのインディー・ミュージック・シーンはほんとかなり狭くて、もちろんいくつかのアーティストやバンドのことは知っているわ。たとえば、 Morr Musicに所属するほかのアイスランドのミュージシャンやバンドとか。バンドのメンバーはわたしたちの学校に通ってるから、彼らのことはよく知ってるし、仲もいいのよ。
7. 双子の姉妹がメンバーということで、同郷のmúmを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、彼らの音楽は聴くことがありますか?個人的には、amiinaの持つ雰囲気も、Pascal Pinonの音楽にも遠からず共通する、純粋で親しみやすいあたたかなメロディーを感じるのですが。
うん、わたしたちはmúmもamiinaも好きよ。彼らの音楽からはインスピレーションは探していないけど、少なくとも方向性が同じだってことは正しいかな。でも、それが悪いことだとはぜんぜん思わない。ただのひとつの音楽のジャンルだからね。
8. Morr Musicと契約するにいたった経緯について教えてください。
お母さんがMorr Musicの大ファンだったわ。それでどういうわけだか彼らのウェブでデモ募集っていうのを見て、わたしたちのCDを送ったら突然契約することになったの!とても単純なことだったね。
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9. この作品のレコーディングはどのように行われたのですか?
レイキャヴィックの郊外にある、Vogar à Vatnsleysuströndっていう小さな街に家を借りて、5日間でアルバムをレコーディングしたの。1本のマイクとコンピュータだけでね。ただ赤いボタンを押しただけだったわ。プロフェッショナルではなかったけど、意図したようにはまったくいかなかったから、後でたくさん編集する必要があったね。
10. YouTubeで、部屋の一室で演奏している映像を見たんですが、そこにはレコーディングで使用したんだろうなと思われる楽器があって…で印象に残ったのが、中央に大きく高価そうなマイクで、結構、録音に対するこだわりなんかも感じたのですが。
このヴィデオはアルバムをレコーディングしたVogarで撮ったものだね。完全にアイスランド語だからきっと奇妙に見えるにちがいないけど、質問の答えとしては、サウンド・レコーディングについては特別こだわりはないの。
11. 「I Wrote A Song」がシングルとしてリリースされて、これ僕も好きな曲なんですけど、曲作りのアイデアなんかはいつもどのように生まれるのですか?
アイデアは頭のなかから生まれるの。それが理にかなっているとしたらね。「I wrote a song」はたぶんわたしたちがこれまで一緒に演奏したなかで2番目か3番目の曲だと思う。だからわたしにとってはバンドをはじめたときの気持ちや、なにをしていいかわからないときに感じたことや、この1年でどのように変わったかってことを思い出させるの。わたしのソングライティングはたとえば昔といまではぜんぜん違う。だからバンドが変わったから、わたしもたぶんもっと成熟するのか・・・それはわからないわ。
12. 2009年のアイスランドミュージックアワードで新人賞にノミネートされましたが、人気が出てきたな〜という実感はありますか?
もうずいぶん前のことだけど、このノミネーションはほんとうにうれしかった。こういう出来事にはいつも人気がともなうものだと思うけど、わたしの考えでは、そういうのはいちばん重要なことというわけじゃないわ。
13. この作品を聴いていて思ったのが、これからももっとたくさんの素晴らしい作品を作ってくれるでしょうし、多分これ以降もっといいスタジオで録音したりアレンジが多彩に、あなたたちの演奏もよりプロフェッショナルになってくると思うのですが、今現在のあなたたちしか作ることができないちょっとしたフラジャイルな魔法がこの作品には掛っていて、それがこの作品を特別なものにしていると僕は思います。次のアルバムを作っていると聞きましたが、それはどのようなものになるのでしょうか?
最近は2ndアルバムをどういうものにしようかまったく考えていないの!プロダクションとかについてはいろんなアイデアが進行してるんだけど、まだなんにも固まってないね。だからいまは新曲をリハーサルして、それらをもっとよくしようとしてるところ。レコーディングがどのように進むかすぐにわかると思うわ。
14. 質問に答えてくれてありがとうございました。日本のファンへメッセージをお願いします。
インタビューしてくれてありがとう。わたしたちは日本がだいすきだから、日本でライヴしてみたいわ。だから、そのときに会えるといいね!
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