Goldmund mini-Interview (interview with Keith Kenniff)

2010.08.25

インタビュー作成:真加部輝邦 /翻訳:橋本寿子



米国ポートランド出身のアーティストKeith Kenniff(キース・ケニフ) 。Goldmund、Heliosの他にもKeith Kenniffとしても作品を発表し、それぞれの名義にて様々な才能を見せてくれる。 サマーヴァケーション中の彼に急遽新作『Famous Places』について尋ねてみました。

1. いつ音楽活動を始めましたか?またそれはどんなバックグランドがありましたか?

確か10歳くらいの時から音楽を始めたように記憶しています。私の父は兄弟にベースやドラムを教え、私はギターを弾いていました。ブルースはよく弾きましたね。初期のロックもパンクに触発されるまで弾いていました。しかしティーンエージャーの頃はやはりパンクバンドを組みたいと思っていましたね。

2. Goldmundの名前はどこから思い付いたのですか?

ヘルマン・ヘッセの小説『知と愛』("Narcissus and Goldmund") から取りました。

3. あなたの音楽人生に影響を与えたアーティストはいますか?あと最近のお気に入りのアーティストかバンドを教えて下さい。

Boards of Canadaは私に多大な影響を及ぼしたと思います。Bill CarrothersのThe Blues and the Greysは私を本気でピアノが弾きたいと思わせましたし、Howard Skemptonのピアノ曲についてのJohn Tilburyによる解釈も同じく私の音楽に影響をしています。いまはThe Innocence Missionが好きですね。

4. あなたに最近子供が生まれた事を聞きました。それはあなたの音楽にどのような影響を与えていますか?

そうです我々夫婦は男の子を授かりました。子供は最高ですよ。この経験、そしてこれから経験するであろう未来の記憶は私に最高の音楽をもたらしてくれるでしょう。

5. 新作『Famous Places』のレコーディングで興味深い話しはありましたか?

他の人が特に関わるということもなく、このアルバムの作曲とレコーディングの課程は普段よりも早かったです(両方とも同時に終了しました)。曲の背後には私がまた訪れたいと思う場所に対する思い出を表現した様々なストーリーがあり、それらはこのアルバムの重要点となっています。レコーディングのプロセスは私にとってある意味、私の記憶の中に存在するそれらの場所に再度トリップしているような感じで進められました。言うなれば記憶を抽出するというよりも、何をどう感じたのかを思い出すことで進んでいった、という感じでしょうか。

6. 昨年の来日公演をした時の日本の印象を教えて下さい。

日本は最高に良かったです。私のパフォーマンスを見に来てくださった人々の優しさにもびっくりしました。フランク・ロイド・ライト設計の建物でGoldmund名義のライブをしたのですが、その場所は過去、女学校だった場所でした。セッティングはまるで外の蝉の爆音のようなのに、自分は音楽ホールで演奏しているかのような感じでした。翌晩にはHelios名義でも(妻と一緒に)また演奏し、この日もまた人々の暖かさに深い印象を覚えました。また日本に行って懐かしい友人に会ったり知らない人々に会ったりできたらな、と思っています。

7. これからの予定を教えて下さい。

Heliosの新作にむけて作業をしている最中です。2011年に発売予定で、妻と私は今年(2010年)末か来年の頭に出る予定の新しいMint Julepの作品を仕上げたばかりです。また、私はコロラドのMombiというバンドの為にミキシングとプロデュースをしています。このアルバムが世に出るのをとても楽しみにしており、多分、今年の年末には発売の予定になっています。『The Last Survivor』という映画の為の楽譜も書き上げたばかりで、サウンドトラック(デジタルのみ)がポートランドのレーベルCircle Into Squareから秋に発売される予定です。私個人のレーベルUnseenからも数作リリースが予定されています。本当に忙しいですね!

>> アルバム『Famous Places』詳細ページ

 

 
 Home