hue and cry

ベッドルーム・ヒップホップ その1 Otem Rellik

最近、hue担当を刺激しているのが、
ベッドルームヒップホップとでもいうべきナードさんたち。
そういうまだまだ馴染みのないアーティストを紹介していこうと思います。
とりあえず、一人目。米コロラドのOtem RellikことToby Hendricks。

2003年に音楽を作り始め、現在まで何気にアルバムを4枚とEPを3枚リリースしています。

一番新しいリリースとなるのが「The Dead of Winter EP」。
これは彼にとって初めてのCDフォーマットのリリースとなります。
エレクトロニカ色の強いトラックと、ナヨっとしたいかにもなラップ。
プロダクション面だけなら、NomadのソロやNuccini!のアルバムとも似ています。
本作はplop distributionを通じて、日本でも流通されるようになりました。
we nodwarszawaにも入荷していますので、チェックしてみてください。

しかも、このEP以前の音源はすべて彼のレーベルdead space volumeのウェブサイトで
ダウンロードできるようになっています。
アートワークもすべて自分で作っており、
ご丁寧にもそれも同様にダウンロードできます。

dead space volume website
http://www.deadspacevolume.com/

アルバム全体としてはまだまだ荒削りですが、
曲によってはとても光るものを持っており、
今後要注目。ちなみに僕は「friends & family ep」が好きです。

あと、自分でPVを作って、YouTubeにアップしてたりもします。
マメというか、いかにもベッドルーム・ミュージシャンっぽいというか。

さて、彼はいまニューアルバムを制作中とのこと。
そこからの数曲は彼のmyspaceで聴けるようになっています。

otem rellik myspace
http://www.myspace.com/otemrellik

東海岸のインディーヒップホップ・シーンの中心とも言えるAstronautalisや、
今秋morrからリリースする、radical face(electric president)も
参加しているみたいとのことで、楽しみです。

とりあえず、第1回はこんなところで。

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